何と言っても、アリソン・バートレットの絵が素適です。
彼の作品は、「あさごはん たべたのだれ?」しか読んだことがありませんが、とても記憶に残っています。
原色使いの鮮明な色あいが美しく、程良くデフォルメされた動物達は表情豊かで、見るだけでも楽しめること受けあいです。
また、仕草も細かく描写されています。
物語は、鳴き声を忘れた雄鶏のお話です。
牛と会ったら 「コッケモーモー」
あひると会ったら「コッケガーガー」
ぶたと会ったら 「コッケブーブー」
ひつじと会ったら「コッケメーメー」
この分かり易い繰り返しは、子供にはたまらないことでしょう。
お話はシンプルですが、オススメです。