うしはどこでも「モ〜!」」 ランタナさんの声

うしはどこでも「モ〜!」 作:エレン・スラスキー・ワインスティーン
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年12月
ISBN:9784790251934
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,877
みんなの声 総数 43
  • この絵本のレビューを書く
  • さぁご一緒に。うしはどこでも「モー!」

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    表紙がいいんです。
    黒い太い線(鼻の穴なんて黒々と大きく膨らんじゃってます!)とパキっとした色遣いで描かれたウシのお顔が、インパクト満点。
    この絵本は面白そう!と予感させます。

    関西弁の軽妙な語り口で、
    動物の鳴き声が、世界各国の言語で表現されると違うことを教わりながら、
    ふむふむとページをめくっていると・・・

    けど、うしはどこへいっても「モー」ってなくねん。

    表紙のウシがバーンと登場!
    しかも「オレは世界共通言語で鳴いてるんだぜ。どうだ!」みたいなアップ。

    何度もオチに使われる、このウシの登場がたまりません。
    子ども達も、ウシがくるぞ、くるぞ・・・出た〜!って感じ。
    大喜びで「モー!」と言っていました。

    単純で、落語みたいなストーリーはないけれど、
    オチを外さないこの流れは、落語家の訳者、桂さんのセンスによるところが大きいのではないでしょうか。
    スウェーデンの方の絵と関西弁の意外で素敵なコラボレーションに拍手です。

    幼児さんから、小学生まで、フッと力を抜きたい大人の方にもおすすめです。読み聞かせにもぴったりだと思います。
    関西人ではない私にとって、関西弁での読み聞かせは勇気がいるのですが、
    この本はなんちゃって関西人になって読むしかないですね!

    投稿日:2011/08/22

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「うしはどこでも「モ〜!」」のみんなの声を見る

「うしはどこでも「モ〜!」」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 涙の箱
    涙の箱
    出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
    ノーベル文学賞作家ハン・ガンが描く童話


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット