シリーズの最終巻から読んだので、登場人物の設定には新鮮味がありました。
クリスマス・パーティを大勢の人で楽しむこと、お手伝いや先生までが子どもに帰って雪合戦をしたり、パーティの中で、恋人ゲームをしたり、なんだか楽しい大騒ぎです。
その中で、いたずらをするたびに作業小屋にとじこめられるエーミルの感性は素晴らしいと思います。
たくさんの手彫りの人形は、エーミルの宝物。
恋人ゲームで相手になった牧師さんの奥さんに、囃したてられながらも物おじせずキスするところなど、とても思いやりを感じました。
素敵ないたずらっ子でした。