大人向けの絵本として司書の方にセレクトいただいた作品。
東野圭吾ばりの展開に拍手!です。
肉をゲットしたコンドルは、岩場に隠して読者に見張っておいてね、
と伝言して寝てしまいます。
ところがその隙に、きつねが肉をくわえて走り去る姿が。
次の朝、コンドルが帰ってきて犯人探しが始まります。
読者参加型になりますので、臨場感ばっちりです。
しかも、大きな伏線が張られていますから、ラストは意外な結末に。
ムキになる読者の姿が目に浮かびます。
もちろん、ミステリーにはまっている男子中学生にも読んでもらいました。
すっかりひっかかってしまった表情が面白かったです。
小学校でも取り上げてみたいですね。