(たぶんイタリア系)アメリカ人の作者の感性は、ちょっと日本人と似ている気がしました。
「自分はダサイ犬だ」と、思い込んでいる主人公の犬は、足の短い小さな犬(犬種はちょっと断定しがたい)。
壁の向こうに新しく越してきた犬と友達になれたのはいいけれど、新しい友達が自分の姿を見たら、きっと幻滅するに違いないと、思い込んでいます。
ところがその友達も同じ犬種の犬だと分かり、自信を持ち直すというお話です。
よくあるパターンのスローリー展開ですが、このダサ犬のキャラクターがとても可愛いので、読んでいると結構引き込まれていきます。