番ねずみのヤカちゃん」 アダム&デヴさんの声

番ねずみのヤカちゃん 作:R・ウィルバー
絵:大社 玲子
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1992年05月
ISBN:9784834010992
評価スコア 4.87
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  • ヤカちゃん役を息子に任せ

     楽しい幼年童話です。
     ドドさんという人間の家に4匹のこねずみと住みついているねずみのお母さん。
     ドドさん夫婦に気付かれぬように、静かに静かに子育てをしてきました。ある日お母さんは、子どもたちに自立を促します。
     自立と言っても同じドドさんの家の中での事ですけれど(笑)。

     自立にあたって、お母さんは子どもたちに大切な注意をします。
     中でも大切なのは、けっして音を立ててはいけない事。
     ねずみがいるとドドさんたちにわかったら、ねずみ獲りをしかけられるから。
     そこでお母さんは、ねずみ獲りに引っかからないようにと、注意を歌で伝授。
     「猫に注意」も歌で。

     こそこそ話すお母さんに小さな声で応える3匹のこねずみ。
     でも、ヤカちゃんはとにかく大きな声「わかったよ。」と応えます。
     全然わかってないじゃん。と、つっこみを入れたくなるこの楽しいやりとりの繰り返し。
     でも、大きな声が功を奏し、・・・。

     ちょっと長いので、2年生くらいから一人読みができそうです。
     でも、我が家ではヤカちゃん役を当時6歳の息子に任せ、一緒に読んで盛り上がりました。

    投稿日:2010/10/20

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