どうしても子どもたちと遊びたかったちびおには、お母さんおにに服や帽子などを着せてもらい、人間のふりをして幼稚園に行きます。そこで、氷の池に落ちたお友達に洋服をかけしあげ、ちびおにということがばれてしまったのですが、、、、。この後の展開がとても素敵。「ばれないかな、大丈夫かな、、。」と思うちびおにと一緒に親子でどきどきし、「ぼく、このままでいい。」というちびおにの勇気に親子で感心し、雪だるまを一緒に作る様子に、親子で参加したくなり、、。とお話に入り込んで読みました。わかやまけんさんの絵の色使いもとてもきれいで、何度読んでも飽きない、心温まる話です。