
「おべんと おべんと クマさんのおべんとう サンドイッチを ぎゅぎゅっとつめて どこでたべる? だれとたべる?」 わらべ歌のようなリズミカルな文章にのって、動物や人間たちが色々なお弁当を作ります。完成したらそれを持ってお出かけ。夏にクマさんが、秋におばあちゃんが、冬にねずみさんが作るお弁当は、誰とどこで食べるためのものでしょう? お弁当の中身にもヒントがあるかもしれません。親子で想像してからページをめくってみてください。そして、待望の春がやってきて、たくさんのおにぎりを作った子どもたちが向かった先は……? お弁当は一人で食べてもおいしいけれど、誰かと食べるとまた格別のおいしさ。アルミ板から切り出すというユニークな技法で描き出す四季折々のお弁当の中身も、見ていて楽しいものばかりです。読み終わったあとは、きっとお弁当を作って外に出かけて行きたくなりますよ。

リズミカルで楽しい絵本です。
くっきりしたはりえで、お弁当作り、お弁当を食べる時間をくっきりと印象づけています。
思わず食べたくなるような絵がふんだんに出てくるので、お母さんとしては、自分の腕をしめすチャンスかもしれません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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