ある日ブルーベリーパイをたべたようせいのエルマーは、その味のとりこになりました。そしてもう一度あのパイをたべたくて、家の人に作ってもらうようたのんでみますが、人には、ようせいの声はきこえす、姿はみえず、気配も感じられないのです。さあ、エルマーはどうしたのでしょう……。1961年にアメリカで出版された、古き良きアメリカの雰囲気が魅力的な絵本。
人間には姿もみえないし、声もきこえない、気配すら感じない妖精のエルマー。そんなエルマーがブルベリーパイにみせられて、もう一度たべたくて奮闘します。そのがんばりがほほえましく、こんな妖精が近くにいたらなあ、と思いました。そして、なんといってもブルベリーパイが食べたくなりました!
(あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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