デカウサギとチビウサギ。二人の関係は恋人なのか、親子なのか、友達なのか・・・。 「どんなにきみがすきだかあててごらん」で愛情の比べっこをする2匹の姿が、多くの読者の心を暖めました。 そんな2匹が季節を変え、秋風の中を走り回ります。何かを見つけたチビウサギは、それを伝えるべくデカウサギのもとに向かいますが・・・。 まず、可愛い2匹のウサギの再登場に嬉しくなってしまいますよね。でも、読み終わるともっとにんまり。 元気に駆け回って遊ぶ、2匹の何気ない日常が描かれているだけなのに・・・最後には前作と同じ気持ちになれるんです。もう二人のやりとりに愛が溢れているのです。 また、デカウサギの立場で読んでみたり、チビウサギの立場で読んでみたり。私としては両方を味わい尽くす・・・という楽しみもありました。秋の装いも素敵。サイズもちょっと小さめです。「ふゆのおはなし」も出ていますよ。そちらも期待を裏切りません!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ちいさなちゃいろいノウサギと、おおきなちゃいろいノウサギが、あきかぜのなかを、はねまわります。チビウサギが、みつけたものは…? 二わのウサギの愛のお話。
デカウサギとチビウサギの関係を知っていたら、季節なんて関係ないですね。
大の仲良しだから成立つ絵本ではあります。
空き箱1つだって、遊び道具になるのです。
本編を知っていてこその絵本ではありますが、このほのぼの感覚には癒やされます。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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