
シュッポはかつてロッキー山脈のふもとで除雪車として活躍していた古い機関車。ある日、線路脇の青くて古い、しんがり貨車に目がとまりました。この列車も、かつてサーカス団一行を町から町へと案内していた貨車でした。両者とも、時代とともに人々の役にたたなくなり忘れられていたのですが、ある時、町全体がひどいストームに襲われたときのこと・・・・・・。

ドン・フリーマンと奥さんのリディアとの共作です。
乗り物好きなお子さんが表紙につられて買ったというお話も聞いています。
ドン・フリーマン、優しくほのぼのとした作風が好きなのですが、もう一つ世の中から忘れられているものたち、小さいものたちへの優しいまなざしが感じられるのも好きな理由です。
このお話も、見捨てられた青い貨車と小さな機関車シュッポが登場します。二人の心温まる交流がいいなあと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
|