
真っ赤でまんまる、緑のヘタが可愛いトマト。なりきり、なりきり、なりきりトマト。色んなモノになっちゃうよ。
頭のヘタがすくすくっとのびて……さくらんぼトマト! ぶにょぶにょ、ぶにょぶにょ〜で……うめぼしトマト!
さらに小さくなったり、ぐにゅぐにゅ足がのびたり、大きくなったり、ついにはヘタがパタパタ回りだして……次はいったい何になる!?
自分の体を自由自在に変化させ、びっくりするものになりきるトマト。野菜や食べ物だけじゃなく、動物だって、あっと大きなモノにだって、軽快な言葉のリズムに乗って思いっきり大変身! この大胆さが気持ちいい! 声に出して読むのも、ページをめくるのも、楽しくてたまらなくなるこの一冊。
「なりきり なりきり なりきりトマト」
次になりきるものを想像したり、自分で考えてみたり。みんなで一緒に盛りあがってくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

真っ赤でかわいいトマトが いろいろなモノになりきっちゃう! さくらんぼトマト、うめぼしトマトに、たこトマト!? ページをめくるたびにワクワク! つぎはなんになる?

ミニトマトたちがちょっとだけ体の一部を変えることで、あるものに変身してくれます!「言われてみれば、確かにトマトとそれって似ているね!」と思えるものがたくさんありました。ある意味、「子どもらしいものの見方」を提案してくれる絵本だと思いました。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子7歳)
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