
【絶滅してしまった動物たちを描いた創作絵本】広い大地を走る汽車。汽車には、ドードーの紳士、卵を大事に抱えたオオウミガラスの夫婦、リョコウバトの団体客など、たくさんの乗客が乗っています。その中に、お父さんと旅をする男の子がひとり。男の子は車内をまわって、動物たちと会話をしたり、つぶやきを聞いたりします。しばらくすると、汽車が駅に止まり、ドードーの紳士が下車していきます。その後も駅に着くたびに、乗客がひとりずつ降りていき、徐々に車内は寂しくなっていきます。

金箔加工が施されたおしゃれな表紙にひかれ手に取りました。
全体的にセピア色のイラストにさりげなく色が混じって、1ページ、1ページじっくり大事に眺めたくなります。
お父さんと一緒に旅する男の子が乗る汽車。周りにはドードーの紳士や卵を抱えたオオミガラスの夫婦などが乗っています。
どの動物たちも自分たちの名前を大事にしているのが窺えますが、絶滅した動物たちだったのですね。降車する駅の名はその動物が絶滅した年号になっています。
胸が締め付けられる切ないストーリーですが、ラストシーンに救われます。
大人にもおすすめの作品です。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子16歳)
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