
木枯らしがふく寒い日。 ゆたんぽさんは自分でお湯を入れて、ちくちく手編みしたセーターを着て、外に出かけました。 「いらっしゃいませ〜 ゆたんぽ ぽかぽか いかがですか〜」
すると、おさるさんの親子がやってきて、ゆたんぽさんをぎゅっとします。
ぽかぽか ぽかぽか……
動物たちのほわわんとした笑顔から、体と心で感じるぬくもりが伝わってきます。
子どもたちとくっつき、ぎゅっとしながら読みたくなる1冊。 「たのしい いちにち」シリーズ8作目です。

素朴な姿をあたたかいタッチで描くとよたかずひこさんの作品が大好きで、いろいろ読んでいます。
でもこちらの「たのしいいちにち」シリーズはこれまで未読でした。
ゆたんぽが主役の絵本があるなんて!とはじめはびっくりしましたが、なんともかわいいキャラクター。
自分で手編みのセーターを編んでしまうなんて、いいセンスしてますよね。
とっても気に入ったので、同じシリーズの他の絵本もチェックしたいと思います。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子16歳)
|