
おおきいオオカミは、ずっとひとりでした。ひとりが、あたりまえでした。ある日そこに、ちいさいオオカミがやってきたことから、おおきいオオカミは初めての気持ちをたくさん知り、世界は色づきはじめるのです……。だれかとともに生きる喜びとぬくもりを伝える、フランス生まれの心あたたまる物語。

このお話は、大きなおおかみと小さなオオカミの見た目は凸凹ですが、心はつながっている、そんな二匹のお話でした。でも、最初は大きなおおかみは小さなオオカミの事を何とも思っていなかったのが、だんだん気になってきていつしか大きなおおかみの心をいっぱいにしていました。小さなオオカミも大きなおおかみの事を思っていたみたいで、この相思相愛な感じがかわいかったですね。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子6歳)
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