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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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へっちゃら君」 みんなの声

へっちゃら君 作:マーゴット・サンダーランド
絵:ニッキー・アームストロング
訳:森 さち子
出版社:誠信書房
税込価格:\1,540
発行日:2011年09月
ISBN:9784414413632
評価スコア 4.22
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  • へっちゃらじゃない!

    「へっちゃらへっちゃら」と自分の気持ちをしまい込んで平気なふりをするへっちゃら君のお話です。

    自分の気持ちを自由にしてあげることの大切さ,一人で抱え込まずに誰かに助けてもらう大切さ,いかりのかけらや悲しみのかけらを聞いてもらう大切さ,この絵本を読んでそのようなことを身にしみて感じました。
    子供がちゃんと自分の気持ちを出せるような環境を作り,それをしっかり受け入れてあげたいとしみじみ感じました!
    子育てをしている親御さんにもおすすめの絵本だと思います。
    読んでみてよかったです☆

    投稿日:2014/09/12

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  • 全ページ試し読みで読みました。

    どんなに辛いことが、あっても気持ちをポケットにしまい込んで

    「へっちゃら へっちゃら」と言うへっちゃらくんが、

    「へっちゃらじゃあない」と、素直に言えるようになったお話でした

    我慢強い長女は、なかなか人に弱音を吐かないし、手伝ってほし

    いと親にも甘えることがなかなかないので、へっちゃらじゃあない

    と、言ってほしいなあと思いました。でも、そういう風に言えなかっ

    たのは、親の責任でもあると思っていますが。

    人に話すことで、楽になってほしいと思いました。

    投稿日:2019/08/31

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  • 子どもが自ら出会い開くべき作品

    児童治療カウンセラー・心理療法家の方の「子どもの心理臨床本」だそうです。
    読み終えて、これは集団に向かって読むべきではないなと思いました。
    私たちおはなし会を担当する者には、迂闊に手を出してはいけない作品だとも思いました。
    できるなら、教室に一冊・保健室に一冊・図書館(室)に数冊置いておき、子どもが自ら出会い開くべき作品だと思います。

    「そんなことぐらいなにさ」のコリンをともだちに持つ、主人公のへっちゃくん。
    へっちゃら″って、ものともしないとか気にもかけないっていう意味でしょうね。
    でもへっちゃらくんは、悲しい気持ちを半ズボンに、嫌な気持ちをポケットに、ムカッとした気持ちを飲み込んで、自分の気持ちをしまい込む場所を自分の中に見つけ、ため込むにいいだけため込み、身動きが取れなくなりました。それどころか、この気持ちが漏れ出し始めていました。

    読み進むごとに一緒に苦しくなりました。
    かしこ鳥との出会いで、親切で安心できる人に思いを吐露することをアドバイスされ、・・・。

    へっちゃらくんは、まず、かしこ鳥に出会えたから良かったのだと思います。
    この作品に手を伸ばす子にとっては、この作品自体がかしこ鳥になってくれると思います。

    清らかな心が一人でも多く解放されることを願ってやみません。

    投稿日:2015/07/02

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  • 誰かに助けてもらうこと

    かしこどりの言葉に、思わず頷きました。

    気持ちを全部自分でやりくりしようとしても、
    ものすごくひとりぼっちで、ものすごく難しい・・・
    だから、誰かに助けてもらうこと!

    何か嫌なことをされた時に、自分の中に溜め込まず意思を伝えることは
    とても重要なのだと感じました。

    それはきっと、大人になるにつれて難しくなってしまうので
    こどもの頃から実行出来るようになると良いなと感じました。

    投稿日:2014/04/14

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  • 心のバランス

    前向きでありたい、余計なトラブルは回避したい。
    大人でも、へっちゃら君のように自分の本心をポケットに
    押し込んでしまうことはよくあります。
    真面目で几帳面で芯が強い人ほど、心のバランスを
    崩し易いとも聞きます。

    まず、感情的にではなく、自分の意思を告げること。
    そして、心許せる相手をつくること。
    場合によっては、この話に出てきた“そんなことぐらいなにさ”の
    コリンのようなプラス思考も必要かもしれません。
    あとは、周囲に助けを求めることも大切。

    不快だと感じる気持ち。
    ポケットに押し込むのではなく、少しずつ放出しなければ、
    やがてポケットはいっぱいになります。
    前向きな気持ち、我慢する気持ち、自分をいたわる気持ち、
    誰かを頼る気持ち・・・、
    どこに偏るでもなく、バランスが大事だと思います。

    投稿日:2012/01/26

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  • へっちゃら君を解放するために

    この絵本を読んで、私は考え込んでしまいまいた。
    へっちゃら君のように見える子って、見渡せばいっぱいいるからです。
    へっちゃら君がどれだけの悲しみと怒りと理不尽さに対する反発を抱え込んだか、この絵本は伝えています。
    へっちゃら君が、本当にへっちゃらなのか、本当は苦しんでいるのか、見た目では見分ける自信がありません。
    この絵本では、へっちゃら君は自ら言いたいことを言うことで、自分の心が解放されることを学びました。
    しかし、言いたいことを言えないで、溜め込め過ぎた心の自己解放が、恐ろしい不幸を招くことも私たちは知っています。
    へっちゃら君を作らないために、へっちゃら症候群をどのように解放するか。
    それは親や大人に対しての問題提起でしょう。
    大人の自分にしても、実はとても傷つきやすい子どもたちに、理不尽な我慢を強いているかもしれないのですから。
    そんな話を非常にわかりやすく描いていると思います。
    自分を省みるためにも、大人の必読書かと思いました。

    投稿日:2011/12/23

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  • がまんしなくていいんだよ

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    外では、優等生で、何でも文句も言わず良い子にこなしがちな娘に読んでやりました。時には愚痴ったって、弱音を吐いたっていいんだよ。我慢したり、がんばったりしなくていい居場所な我が家でありたいです。完璧じゃなくていい、強くなくていい、そんなことを教えてくれる楽になれる本です。

    投稿日:2011/12/20

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  • 本当の解決法は

     いじめの問題は、ほんとうに根深いです、、、
     へっちゃらくんの痛みが、伝わってきます。
     
     いつも、いじめられる子どもが、がまんして勇気をふりしぼって、
    という解決になります。
     でも、いじめる子どもには、どんなケアをしているのでしょう。
     いじめる子どもの方が、変わらないと、問題は解決しないような
    気がするのですが。

     難しいテーマのお話ですが、ちょっと長い感じがしました。

    投稿日:2011/12/04

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