「まほうのゆうびんポスト」 ママの声

８歳次女に借りてきました。「まほうのじどうはんばいき」が好きだったので、期待しながら読みましたが、案の定最後は暖かい気持ちになって読み終えました。

住所が書いてなくても、切手が貼ってなくても、出したい相手に届く郵便ポスト。キリンに出した手紙だったり、おばけに出した手紙だったり、面白い！と思っていたら、最後は亡くなったおばあちゃんに手紙を出してみることに。

最後は感動。とてもいいお話です。きっとおばあちゃんに届いたんですね、お手紙。

届けたい相手に届く、魔法の郵便ポスト。
遠い国のキリンやおばけにだって届いてしまう。
それならおばあちゃんにも･･･

手紙の内容が、欲望の赴くままではなく、相手への思いやりがにじんでいるところが、小学生らしい真面目さ、優しさが出ていて素敵だなぁと思いました。

展開のテンポも良く、ラストはほっこり。
素敵な作品でした。

「まほうのじどうはんばいき」が大好きな娘がお気に入りの本です。けんとくんが見つけた謎の箱。それは、切手も住所もいらない、それなのに、どこにでも届けてくれる、まほうのポストだった！手紙を入れると、いったい何が起きるのかな？手紙を書くのが楽しいお子さんにお勧めです、

住所も切手もなくてもどこにでも誰にでも手紙が届く！まさにまほうのポストですねー。私も使いたいです。
小学１年生のこどもも１人読みしましたが、読みやすかったようです。「おもしろかった！」と言っていました。

「「まほうのじどうはんばいき」かえってきたまほうのじどうはんばいき」を昨年読んだ娘には，こちらは第３弾！という印象で，親近感を覚えているようでした。
我が家は昨年「かえってきたまほうのじどうはんばいき」は夏休みの宿題の読書感想文に書きました。
小学１年生の感想文にぴったりなシリーズに思います。