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空をつくる」 ママの声

空をつくる 作・絵:村尾 亘
出版社:小さい書房
税込価格:\1,760
発行日:2017年06月
ISBN:9784907474041
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,618
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  • 問題提起するだけでなく。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    この本は小学校低学年から中学年向けと書かれています。
    わたしは、自分で物事を考えることが出来る小学校4年生以上(できれば高学年や中学生)に読んであげたいなと思いました。


    見開き一面真っ白で、そこに上を見上げているサルだけが描かれている。
    ところが、次のページを開くと、
    そこには青い空が描かれていて、
    「あぁ そうだ。
     これが 空だ。
     失ってはじめて、ぼくは気がついた。」
    と描かれている、このページが一番好きです(ラストシーンですが)


    これがいけないんだ、だからこうしよう。
    みたいな問題提起するだけでなく。この物語で、(主人公の)サルは周りから認められる人気者だったにもかかわらず、「これでいいのか」と考え続け、最終的にこれまでのものを捨てて
    一歩前に踏み出していく。その過程の描き方が印象的でした。

    じっくりプログラムを練って、練習して、聞く人がうけとめやすい形でおススメしてみたいです。

    投稿日:2018/02/18

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    1
  • 斬新なお話

    「空」という空間を居住地として奪い合うことへの問題提起。
    とても斬新なお話でした。
    「いつか現実になるのかな…」と都心を思い浮かべながら読ませていただきました。
    非常に興味深いお話でしたが、「問題を解決するところまで描いてくれていたらもっと良いお話になったのにな…」と思いました。

    投稿日:2023/07/18

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  • ストーリーも描かれたイラストも含め、とてもワクワクする、そしてどこか味わいも深い、そんな絵本です。
    「空」、これって本当に癒すモノの1つなんですよね。
    我が家は昨年転勤により引っ越しました。
    都市部への転勤だったので、地域選び物件探しでも、ビルやマンションなど高い建物がある地域が多く、どこか閉塞感を感じてしまうことも。
    今まで比較的田舎に住んでいたので、「空が見えない」となってしまったのです。
    住む地域を選ぶ際、選択肢として「閉塞感がなく空が見えるところ」となりました!
    朝も昼も夜も空が見て、満足しています。
    空が見える、空を感じられる、ってすごく大事なことなんですよねー。
    そんな経験があるので、すごく共感も覚える絵本でもありました。

    投稿日:2023/01/31

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  • 失って初めて

    表紙の絵が気になり、手に取ってみました。
    変に建て増しされた家の違和感に、題名とのミスマッチ。
    一種の寓話的作品です。
    主人公の「ぼく」はサルの絵描きのようですね。
    自然豊かな町が、だんだんと家が立ち並び、さらには、上へ上へと建て増され…。
    空が見えなくなったので、絵描きとして、空を描く仕事が増えるのですが、
    違和感を感じるのですね。
    とても難しい問いかけをはらんでいると思います。
    小学校高学年くらいからではないと汲み取るのが難しいかもしれません。

    投稿日:2018/11/03

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  • 切なくなります

    自分の欲望を満たすために、
    だんだんと高くなっていく家々。
    使い勝手の悪い構造になったり、出入りがしづらい家でも、
    とにかく高層化に走っていく。
    古い家を壁で囲ったりする方がお金がかかりそうなのに、
    「いらないからお金をかけたくない」とごまかしている。

    だからどんどん空が見えなくなっていき、
    空を描いてもらうことで、気持ちをごまかしてしまう。

    みんなが欲張らず、綺麗な形の家を建てていれば、
    みんなが仲良く空を見上げることが出来るのになぁと思わずにはいられません。

    息苦しさと疑問を感じながらも空の絵を描き続けたサルさんの心が、
    早くみんなに伝わればいいのになと思いました。

    投稿日:2018/04/10

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