まりーちゃんのくりすます」 ママの声

まりーちゃんのくりすます 作・絵:フランソワーズ
訳:与田 凖一
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1975年11月
ISBN:9784001151152
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,674
みんなの声 総数 40
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  • 噛み合わない会話がほほえましい

    まりーちゃんとヒツジのぱたぽんが、サンタクロースからのプレゼントを楽しみにするお話です。
    木靴を暖炉のそばに置いておくとサンタさんがプレゼントを届けてくれるわ、とまりーちゃんは言うのですが、ぱたぽんは、木靴を脱ぐことが出来ないからプレゼントは貰えないと嘆きます。
    しかし、まりーちゃんはプレゼントのことで頭がいっぱいなのか、私はきっとこんなプレゼントが貰えるわという話ばかり。
    でも、最後にぱたぽんの分の木靴も用意していたまりーちゃんにほっとしました。
    古い絵本ですが、絵もかわいらしく、古さを感じないお話でした。

    投稿日:2020/12/06

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  • かみ合わない会話が楽しい

    フランスのレトロな絵がかわいい、
    やさしく、ほんわかした絵本です。

    まりーちゃんと羊のぱたぽんが
    クリスマスプレゼントについて話すというスタイルで
    おはなしが進みますが、
    その会話が全くかみあわいません。
    その様子がなんとも微笑ましく、楽しい。
    とにかく自分の言いたいことだけ言って、
    人のおはなしを聞かないって、
    ちょっと怒られそうだけれど、
    まりーちゃんならなぜか許せちゃいますよね。

    小学校1年生の娘は一人で読んで
    「この本おもしろいよぉ」と言っていました。
    とても気に入った様子。
    読んであげるなら、3才くらいから楽しめそう。
    読むと必ず癒されるので、私も大好きです。

    投稿日:2011/12/06

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  •  1897年フランス生まれのフランソワーズ・セニョーボさんの作品です。
     フランスの出版社に勤務後、アメリカ留学、後にニューヨークの出版社に勤務し、たくさんの作品を残された方です。
     
     この作品の原題も“ノエル(クリスマス)”を用いていて、南フランスの農場での暮らしのゆったりのどかな風を感じる作品ですね。

     夢見る夢子さんのようなノエル前のプレゼントに夢を馳せるまりーちゃん。
     一方、木靴を持たずプレゼントを期待できずにいるひつじのぱたぽん。
     どこまでもどこまでもプレゼントへの夢が広がり、ぱたぽんの悲嘆の声が聞こえていないようないるようなまりーちゃんとの平行線的な会話が愉快です。

     お話の閉じ方は“めでたし”ですが、フランス少女のノエル前のワクワク感が可愛らしく描かれた作品です。

     エッツの「わたしとあそんで」・マーガレット・ワイズ・ブラウンの「せんろはつづくよ」の翻訳も手がけられている与田準一先生の素敵な訳が、この作品を奥行きのあるものにしていると思います。

     ひつじの名前の「ぱたぽん」は今でも息子の記憶に残っているそうです。

    投稿日:2010/12/11

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  • 優しいな〜

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    クリスマスイブの日に注文したので、実際に娘に読んだのはクリスマスが終わってからでした。
    でも、お正月も過ぎ去り、すっかりクリスマスムードもどこへやらですが、この絵本は、持ってきます。

    まりーちゃん、ちょっと不思議な雰囲気の女の子ですね。
    小さい子なんて、こんなものなのかもしれないけれど。
    ぱたぽんが、いくら自分がプレゼントを貰えないと言っても、まりーちゃんは自分が貰えるプレゼントの話ばかりしてるし、ずれてる?
    でも、ちゃんとぱたぽんの靴も買って、最後はめでたしめでたしですが。

    ぱたぽんという名前を娘は気に入っています。
    そして、サンタさんがやってくる所、何故かロバですが、それも娘の気になるところ。
    フランスじゃロバなんでしょうか?そういや、くろうまブランキーは馬だったし。

    と、いい加減なことを書くのも何なんで調べたら、サンタの原型の聖ニコラウスはロバで旅行をしたらしいので、そういうことが関係しているのかもしれませんね。

    文章は優しくて好きですが、いきなり音読すると、誰がどんなことを話しているかがちょっと掴みにくかったです。
    とはいえ、文は、本当に優しいんですよ。
    昔の絵本は、そのようなものが多いですね。
    翻訳がいいんでしょうか。
    この本は、与田準一さんですね。
    そして文章だけでなく、優しいお話だなと思うのです。

    まりーちゃんとひつじも、読んでみたくなりました。

    投稿日:2010/01/15

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  • 女の子のクリスマス

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     娘の大好きな羊のぱたぽんのお話。
     特に好きなのは、ぱたぽんが、私にはクリスマスプレゼントはこない、なぜならぬげる靴がないから、と嘆いているのに、その度にまりーちゃんはそれについては何のコメントもしないところ。
     もちろん、最後にはコメントするのですが、その聞いてないふりして話が展開していくところが何とも女の子らしくって、親子共々気に入っています。
     音の響きとまりーちゃんのしらばっくれぶり?が素敵な本です。
     
     女の子のクリスマスにはぜひ読んでほしい本です。

    投稿日:2010/01/12

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  • かわいらしいお話

    クリスマス時期ではないのですが、かわいい絵本好きの私が読んでみたかった本です。

    まりーちゃんがぱたぽんに、優しくクリスマスのことを教えてくれるので、お子さんにも参考になるのではないかと思います。

    絵もさることながらとてもかわいらしいお話だと思います。

    ぱたぽんがプレゼントがもらえるかどうか?とても気になりました。

    子どもが読むと自分が今年はプレゼントがもらえるかな?という思いと重なりそうです。

    投稿日:2009/06/17

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  • ほのぼのしてくる…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    まりーちゃんは、クリスマスを知らないひつじのぱたぽんに、クリスマスを教えてあげています。
    クリスマスの前の晩、暖炉のそばに置いた木のくつに、プレゼントを入れてもらえるのですが、ひつじは、四つのくつが脱げないからと、悲しい気持ちになってしまいました。
    マリーちゃんは、優しい女の子。そのことが、充分に伝わってくる、あたたかなお話です。表紙のかわいい横顔、赤いスカーフがとっても素敵です。
    優しさあふれる状況が、これもまたリズミカルに描かれているところ、何度も何度も繰り返し、読みたくなります。

    投稿日:2009/03/25

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  • とにかく かわいい

    きれいな色づかいがとってもかわいい。
    まりーちゃん自身がお人形さんのよう。
    彼女の想像する木のお人形たちも
    ひとつずつ集めたいくらいだし 赤い木靴も愛らしい。
    「ぱたぽん」という音の響きもかわいらしい

    けれど なんといっても一番はサンタークロースの場面。
    あまりに素敵にかわいくてツリーの下に飾ってしまったくらいです。

    まさに絵本。見ていてとっても和めます。

    投稿日:2008/12/23

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  • 共感できちゃう!

    まりーちゃんシリーズのクリスマス絵本。
    今の時期にぴったりと読んでみました。
    子供がクリスマスプレゼントを何しよう?何しよう?
    と毎日悩んでいる今の時期。
    そんな子供の姿とまりーちゃんがそっくり。
    子供にもとっても共感しやすかったのでは・・・と感じちゃいました。

    まりーちゃんは、ひたすらプレゼントのことを考えているのに、
    それに対するこひつじ「ぱたぽん」の答えが的を得ていない。
    子供同士の会話みたいでくすって笑えてしまいました。

    挿絵もとっても可愛らしいので、挿絵をみているだけでも十分楽しめる1冊ではないかと思います!

    投稿日:2007/12/10

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  • つい「ぱたぽん♪」と読んでしまいます。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    声に出して読む…
    つまり読み聞かせにとってもいい
    素晴らしい絵本だと思いました。
    まりーちゃんが 
    ひつじのぱたぽんに呼びかける場面がリズミカルです。
    何度も 繰り返し出てくるのですが
    一人で読んでいてもここの所で
    とっても楽しい気持ちになります。
    つい「ぱたぽん♪」と
    軽く跳ねるような読み方をしてしまう自分が居ます。
    (こんな時は 子供が大きくなってしまって寂しい…
     と感じます 笑)
    サンタさんから何をもらおうかなって
    あれやこれやと想像をめぐらしているまりーちゃんが
    ぱたぽんの問いかけには全く答えないで
    自分のことばかり話し続ける…
    そんなやりとりに
    ユーモアを感じたりもします。
    でも 本当はちゃんと聞こえていたようですね☆
    ぱたぽんの表情の変化に注目して読むのも楽しいです。
    幼稚園にあがる前のチビッ子とも楽しめる
    素敵なクリスマス絵本だと思いました。

    投稿日:2007/12/07

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