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空とぶライオン」 ママの声

空とぶライオン 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1993年10月
ISBN:9784061318984
評価スコア 4.35
評価ランキング 14,909
みんなの声 総数 25
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  • 名作ですね

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    みんなのためにがんばっているライオンのようすが、なんとも痛い気で、読み進めるうちにどんどん心苦しくなってしまいました。
    こんなライオンの生き方はとてもできないけれど、一生懸命尽くしている姿から、自分も何か他の人のためにやれることはないかなと考えることができました。
    この絵本一冊で、生きて死ぬということがこの世界で繰り返されていることを知ります。そして、すばらしい生き方をしたものは、死んでしまっても、残された功績はなくならないし、死後の世界でも幸せでいられるのではないかと思いました。
    子どもが読むのと、大人が読むのとでは、味わい方がちがうかもしれませんが、もし、子どものとき読んだのであれば、大人になってもう一度読んでみてほしいなあって思える一冊です。

    投稿日:2010/12/01

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  • ねこたちのその後は

    2歳の娘が図書館で表紙の絵が気に入ったらしく、手に取った一冊です。
    ライオンと一緒に暮らして、ライオンのお世話になっていたねこたちはライオンが石になったあと、どう感じたのでしょうか。そして、食事も頼らなくなったのでどうなってしまったのでしょうか。ライオンは何のためにねこたちに食事を準備していたのでしょうか。ライオンはその暮らしに満足してしていたのでしょうか。なんだか色々と考えることが多かったです。

    投稿日:2024/01/18

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  • 少し複雑です

    6歳の娘と読みましたが、そのつど説明をしてあげながら読み進めました。子どもが読むにはちょっと分かりにくいお話なのかな〜と思います。

    ライオンはネコたちの為に度々獲物を取りに行くのですが、「趣味は昼寝」と言っても冗談だと本気にされず、疲れてひとり涙を流します。

    「疲れてるならもういいよ。」と誰かに声をかけてもらいたかったんですね。休ませてもあげないで当然のように獲物を受け取るネコたちは一体何の比喩なのかなと思いました。

    子育て中のお母さんみたいだなとちょっと複雑な気もちにもなってしまいました。

    投稿日:2021/07/23

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  • そんなに頑張りすぎないで。。

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    「ねことライオンはしんせきだったので、いっしょにくらしていました。」というお話の始まりの一文に、大丈夫なのかしら?
    いくら親戚でも、ライオンとねこだなんて!と、勝手にねこの心配をしていましたが。。
    お話では、ライオンがねこたちにご馳走しようと、一生懸命獲物を捕まえてくるではありませんか!
    しかも、毎日毎日。一生懸命なライオンとは、反対にご馳走になることを当たり前と思っているねこたちの態度は、想像していた関係と全く違っていました。
    ほんとは、昼寝をするのが趣味だというライオンが、ねこたちのために、クタクタになって獲物を狩りに行く姿が切ない。。
    そんなに頑張らなくてもいいんだよ。自分のしたいことをしてもいいんだよ。と、ライオンに言ってあげたいです。
    頑張りすぎてしまっている世の中の人たちへのメッセージが込められているように感じました。

    投稿日:2021/07/20

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  • 泣けてきました

    このお話の主人公のライオンは、自分が疲れたり、年老いてきても、仲間の猫たちのために必死でエサを捕まえに行っていました。でも、ねこたちはありがたいと感謝の心が無く、当たり前だって感じにしていたのが腹立たしかったです。ある日、ライオンは死んで石になってしまったのですが、何年かごにまた息を吹き返すっていう不思議なお話でした。でも、とっても感動的でよかったです。

    投稿日:2013/09/10

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  • ちょっと難しい?

    5歳0ヶ月の息子に読んでやりました。ネコに頼まれて空を飛びながら獲物を持ってくるライオンのお話ですが、心理的というかちょっと大人の私でもその展開の仕方には無理があるというか、わかりづらいと思いました。というのは、このライオンはなんだか自分(子供につくす母親?)を見ているようで、ちょっと歯がゆいです。途中でなくなってしまったように動かなくなるのですが、心理的ストレスなのか病気なのかよくわからない上に、再び動き出すシーンも。なぜ、そうなるのかははっきりと書いていないだけに、想像するとやっぱり子供につくす母がやりきれない気持ちになり、心理的ストレスで・・・というふうにとってしまうのです。なんか子供向けの絵本なのに、それもないよなーと葛藤。よくわからない絵本でした。ライオンの色も毎回変わっているので、なにかそういう心理描写なのでしょうが、私には理解できませんでした。そんな私の心を反映したのか、息子も???でしたね。こういう本はちょっと苦手です。

    投稿日:2012/08/31

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  • がんばらなくていいのに

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    まぶしい黄色のライオンの絵と本のタイトルにに惹かれ読んでみました。

    元気なライオンの表紙とは裏腹に、ストーリーではライオンはだんだん疲れていきます。
    その理由は、猫たちの期待に応えて「頑張るライオン」を演じたからです。
    よく見られたいと思う気持ちで、ドツボにはまっていく優しいライオンの姿に切なくなりました。
    人間でしたら過労死するところでしょうか?

    そこは、絵本の世界ですから100年立ってライオンは生き返りますが
    また空を飛んでるライオンに、思わず「そんなにがんばらなくていいのよ」
    と声をかけたくなりました。

    文章の長さもそれほど長くないですし、小さなお子さんでも読めますが
    内容は大人でも考えさせられる深いものでした。
    名作ですね。さすが佐野さん!という感じです。

    投稿日:2012/05/03

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  • 尽くすこと

    優しいライオンですね。
    サービス精神にあふれて、みんなのためならば無理をしてしまいます。
    「そんなに頑張らないで」と思いながら読んでいたら、ライオンはとうとう動かなくなってしまいました。
    そのときの猫の気持ちはどんなだったかと、いろいろ想像しましたが、難しかったです。

    簡単な文章なので、子供でも読めますが、お話の意味まで考えることを思うと、大人向けかと思います。

    投稿日:2012/04/26

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  • 面白く奥深い

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    佐野洋子さんらしさ満載の絵本です。
    ライオンに餌をとってきてもらうネコ達のキャラクターがとても面白いです。
    昼寝がしたいライオン、でも、ネコ達の期待に応える姿が、なんだか世の中のお父さんにも見えるし、忙しく習い事に通う子供達にも見えます。
    金の石になってしまったライオン。再び起きるとまた、ネコの言葉で空へと飛び立ち・・・ どういうことなんだろう?作者は何が言いたかったのかな?としばらく考え込みました。
    読み終わってからも、続きを考えて楽しめる絵本です。

    投稿日:2012/01/31

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  • 一番聞きたかった言葉は・・・

    立派なたてがみと、遠くまで届く勇ましい声をしたライオンのお話です。

    きっと、とても心の優しいライオンだったんですね。
    集まってきたネコ達にご馳走がしたくて、ついつい毎日、
    獲物を捕りに出掛けてしまうんです。
    そこにはきっと見返りなどは求めていなかったでしょう。

    ネコ達にご馳走してあげたいと心から思うライオン。
    ライオンにご馳走してもらうことを当前に感じているネコ達。

    ネコ達の期待に応えたくて、無理して疲れ果ててしまったライオン。
    そんなライオンを目の前にしても、ライオンの気持ちを微塵も
    感じることが出来ないネコ達の姿に、思わずはっとさせられる思いでした。

    「きっと、つかれたんだ。」

    それは、ライオンがネコ達から一番聞きたかった言葉に違いありません。
    ライオンの心身を解き放つ呪文として、それはとてもふさわしい言葉
    だったのだと思います。

    正直、内容が結構難しく、奥が深いストーリーです。
    大人でも一度読んだだけではきっと内容は理解できないと思います。
    私自身、2回は読み返しました。

    教科書に掲載されても良さそうなストーリーだなと思って調べたところ、
    小学校中学年の教科書に掲載されたりしていたことがあるようです。
    うちの子が現在中学年なので、タイミング的には良いのかな?
    一度、じっくり読ませてみたいと思います。

    投稿日:2011/01/21

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