このシリーズ2冊目ですが、中は全て本物の写真。色んなシーンを組み合せて、ストーリーに仕立てた絵本です。
テーマは、かまきりの『食』。
こうして、ストーリーになってしまうと、食べられてしまう方も、食べることに戸惑いを感じるにょっきも、なんだか少し可哀想に思えますが、本来は、生態としてあたり前のことです。
そこには善も悪もない。
だから、にょっきは最後に、胸をはって言います。
「ぼくは かまきりなんだ。なんでも たべて おおきくなるんだ。」
まるで、昆虫の世界に迷い込んだような迫力ある写真。
親しみを感じるストーリーは、こども達を惹きつけます。
うちの娘も大好きなシリーズです。
ストーリー、図鑑両方の要素をもった絵本です。
普通の図鑑に、あまり興味のない子も、楽しめると思います。