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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
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19件見つかりました
「自己犠牲の話」や「美談」と読む方は多いと思います。 ひさの行動が立派だとか、現代っ子に欠けているものだから こういうお話が必要だとか、そんなふうに扱われるのかも。 (私もしているのかもしれないけれど。) 私は「残酷な話」ととらえて読みました。 無口なひさを信じなかった大人たちの後悔のお話。 ひさは、物言わぬ花や星のようにたしかに美しいです。 でもその優しさと行為は彼女の本能のようなものであって、 決して自分の正義感や正当性を主張しない、 だから本当に美しいんだと思います。 決して読む人に「こう美しくあれ」とは言っていない。
投稿日:2007/05/30
我が家の小学校3年生の娘が取り組んでいる某通信教育の国語の読解問題として載っていたこちらのお話。 ひさは自己犠牲で命を落としてしいますが、それをなかなかわからなかった大人達。 子供ってどこまで上手く真実を語れるか難しいですし、中には自分の立場が悪くなることを危惧して隠してしまう子もいるかも知れない。 こういう問題は昔だけでなく現代にも起こりうる。 美談にしてはいけないと、私は親の立場として思っています。 子供が子供を助けるって実はすごく危険で難しいことでもあるのです。 助けるって大切だけど、同じ立場の子供同士では助けられないこともある、それを教えるのもまた親の役目にも思っています。 そういう意味では、大人にも読んでほしい1冊に思います。
投稿日:2019/09/29
私自身が子どもの頃に児童館で出会い、悲しい結末といわさきちひろさんの絵がとても印象に残った絵本です。 今読み返してみても、悲しい結末にやるせない気持ちになります。 でも、おとなしくても芯の強さを持ったひさのような子がいるのかも…と考えると、心の中にあたたかいものを感じる気がします。 いわさきちひろさんの絵は、そんな儚くて強いお話しにぴったりだと思います。 激しい雨を緑色で表した場面や、村人たちがたいまつを持っている場面、夜空に星が見える場面など、水彩の表現が圧巻です。 余談ですが、いわさきちひろがテーマの講演会で、某イラストレーターの方が「ちひろが描く三大美少女の一人だと思う」と仰っていました。 藤色の着物を着てそっと座っているひさの絵は、確かにとてもかわいらしいです。
投稿日:2018/05/08
このお話に出てくる女の子はとっても心の優しい女の子で感動しました。言葉数がすくないので、お母さんや大人にはいいことをしたことが伝わらなかったりするのが、読んでいるこっちはなんだがもどかしくって悔しい感じがしました。
投稿日:2013/06/06
私も子供の頃に読み、何となく内容も覚えていました。 無口でおとなしいひさは、おとなしいながらも誰か(特に自分より弱い者)を守る強さを持った女の子です。 ある日、大雨の後の川に落ちた子供を助け、代わりに自分の命を落としてしまいます。いくら探しても見つからず、でもひさがいなくなった後に空に青白い星が出るようになり、人々はその星をひさの星と呼ぶようになった。 とても悲しいお話で、読み終わったときには何も言葉がありませんでした。でも、そんな悲しいお話なのに、娘は何度も何度も読んでと持ってきました。悲しいだけでない、ひさの優しさと強さも感じてくれたのでしょうか。娘がどう感じたのか、定かではありませんが、子供の心にも響くお話であることは確かなようです。
投稿日:2011/10/06
小学校の夏のおはなし会で読みました。 前半はセリフが多いけれど、後半は淡々と進みます。 3回も出てくる「見つからなんだ」をどう印象づけるか、難しい一冊でした。 1年生から5年生まで集まるおはなし会で、 初めは秋田弁に笑ってる男の子もいましたが、 次第次第に静かになり、 ひさがいないというところでは 「死んだんだ…」とぼそっと言う声がしました。 娘は、「のっぺらぼう」よりもずっと怖かったと言っていました。 私は幼稚園の頃この一冊が怖くて怖くて 同じ部屋で寝たくなかったのを覚えています。
投稿日:2011/09/08
ひさは、控え目だけれど、勇気があって とても心の優しい女の子。 ちょっと4歳の息子には言葉の言い回しが わかりにくかったので わかりやすい言葉で読み聞かせました。 最後、青白く光る星になったひさ、きっと広い心で 天から皆を守っていることでしょう。
投稿日:2009/11/05
なぜ、ひさは助からなかったのか…。 悲しい結末のお話もあるんだ、と初めてショックを受けた絵本です。 いわさきちひろさんの作品にも、この本で出会いました。 私が8歳のとき、クラスの紙芝居で1位になったお話なので、印象深いです。 その時、私は、ひさを自分に重ねて、 「命を投げ出してお友達を救う、なんてこと、私にできるのだろうか?」 と、真剣に考え、夜空の星を見上げていました。 きっと心に響く1冊となることでしょう。
投稿日:2008/10/18
昔、秋田の北のはずれ、かづのという所に、ひさという女の子がいました。無口でおとなしい女の子でした。ところがある日、肩や足に噛み傷だらけのけがをして帰ってきたのです。治療をするおかあさんには、犬に噛まれたというのですが… なんと、芯のしっかりとした女の子なんでしょう。多くを語らず、いざという時には、正しいことをきちんと貫き通す。たとえ、それが、どんな結果が自分に降りかかってこようとも… その勇気には、褒めたたえてあげたいと思うのですが、あまりにも悲しすぎます。 優しいいわさきちひろさんの絵にも、心が洗われる思いがしました。
投稿日:2008/08/20
目立たない存在のひさ。 しかし、自分を犠牲にしても他人を助けるという強い一面を持っていました。 この主人公ひさの性格は、描かれたいわさきちひろさんの絵のタッチととても似ていると思いました。 淡い水彩画で消えてしまいそうにも感じるのに その存在感で心を捉えて離さない・・・。 ストーリーは昔話にありがちな展開ですが、 このいわさきちひろさんの絵の存在感で救われているような気がします。
投稿日:2008/03/23
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