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メロディ だいすきな わたしのピアノ」 ママの声

メロディ だいすきな わたしのピアノ 作:くすのき しげのり
絵:森谷 明子
出版社:ヤマハミュージックメディア
税込価格:\1,430
発行日:2012年03月
ISBN:9784636870879
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,208
みんなの声 総数 14
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  • このピアノもわたしのことがだいすきみたい

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    新品のピアノと女の子の交流を描いた作品。
    そう、ピアノって、弾いてくれる人がいて初めて生きるんですね。
    このピアノは、女の子に気に入られて、「メロディ」と名づけてもらうのです。
    女の子との楽しい日々。
    そして、女の子が大きくなって、次第に疎遠になって・・・。
    よくある光景ですが、後半、メロディには素敵な運命が待っているのですね。
    古くなっても、修理されて蘇るピアノ。
    なるほど、こんな光景は本当にありそうですね。
    我が家も電子ピアノに子どもたちがお世話になっただけに、
    余計共感してしまいました。
    ピアノのレッスンをしている子どもたちに読んであげてほしいです。
    きっと、ピアノに対する想いがよりいい方向に行きそうな気がします。

    投稿日:2012/05/04

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  • 私のピアノも・・・ずっと大切にします

    ピアノに関する絵本を検索している時に出会った絵本です。
    ピアノを弾く姉妹のように見えた後ろ姿を娘と重ね合わせて・・
    迷わず手に取りました。

    娘も4歳からピアノを習っています。そして、我が家にあるピアノもご縁があり、弾かなくなったからと・・譲っていただいたとても良い音の出るピアノがあります。
    我が家にきてから・・毎日娘が練習し、発表会やコンクールなどに挑戦したり思い出の詰まったピアノです。
    そして、この少女のように、中学になりピアノに向かう時間は減っているのも同じです。

    そのメロディーのうれしさ、幸せ、悲しみ・・・擬人化されていてまるで生きている人間のように思えるのが不思議です。

    胸がはりさけそう・・というシーンに読み手の私も胸がはりさけそうになりました。

    壊されて捨てられると悲しみに暮れているシーンはとても切なくて本当に涙が出ました。
    でも、その後の再開のシーンが本当に素敵です。

    まるで新品のように息を吹き返しピカピカに磨かれて、新しいところで息を吹き返したかと思いきや・・あのメロディーと名付けてくれた少女の家です。

    少女がお母さんになり娘にメロディーが受け継がれるシーンは胸に熱いものがこみあげます。
    そして、メロディーの誕生日でハッピーバースデーを弾くというシーンのメロディーの幸せに音を奏でるページは何度読んでも感動的です。

    我が家にあるピアノ・・娘と私の大事な宝物です。
    これから先もずっとずっと大切にしようと改めて思います。

    ピアノを続けている人には是非とも読んでいただきたい一冊です。

    そして最後に・・・表紙の後ろ姿ははじめ姉妹二人だと思いましたが・・
    きっと幼き頃の出会った当時の少女と、未来の少女の娘なのでしょうね。

    投稿日:2017/09/25

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  • 文章も絵も表現力すごいです!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    小さい頃、ピアノを習っていても、年を重ねるうちにだんだん弾かなくなり、ついにはピアノをやめてしまう子どもたちはたくさんいます。
    うちの子もそうでした。
    決してピアノも音楽も嫌いではないのですが、学校の勉強や友達との付き合い、部活など子どもたちの世界はどんどん大きくなり、自分の技量などにも打ちのめされたりして、弾かなくなっちゃうんですよね〜。

    そんなうちの子にこの本を見せたら、
    すごく気に入って、しばらく何度も読み返していました。

    今現在ピアノなどの音楽を続けている人、または幼いころに習っていた人にはたまらない作品だったみたいです。
    作中の背景に描きこまれた楽譜の曲も気になりましたが、ピアノで弾いてみないとわからない。と、子どもに言われてしまいました。(確かに!)

    我が家で一番「あるある」と話題になったページは、高校生くらいになった主人公の女の子がピアノの前に座って、携帯でおしゃべりしているシーン。
    部屋に散らかった学校の道具。ラケット!
    「うまい!」
    この1ページで、彼女がピアノをやめてテニスを始めたのだということが(文章に)書かれていないのに読者に伝わってきます!!
    変にいろいろ説明を書かれるより、ずっとシンプルで、読み手自身が「あぁ…」と感じることができるシーンで、私は特に好きなシーンです。

    もちろん。うちの子は、主人公がやがて母親になり、またあのピアノと向き合ったシーンに一番感動していましたが…。

    投稿日:2015/07/12

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  • 素敵な絵本

    表紙の絵がとても可愛くて私が借りてきました。女の子2人がピアノ弾いている様子がなんとも愛らしくて選んだのですが、読んでわかったのは姉妹じゃなくて、なんと親子。

    ピアノを買ってもらった女の子が大きくなって、どんどんピアノを弾かなくなり、その後そのピアノは大きくなった女の子の嫁ぎ先に。ほんとに素敵なお話です。こうやって自分が使っていたものを娘が使う。こういうの本当に素敵ですよね。

    投稿日:2014/09/13

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  • 受け継がれるピアノ

    私も娘も、ピアノを習ったことはないのですが。
    つい最近、ピアノのメンテナンスのニュースを見ていたので、思いだしました。
    実は、古いピアノを新品同様にリフォームするのは、とてもお金がかかるそうです。
    物によっては、ピアノを新たに買えるほど。
    それでも、リフォームして使いたいという気持なんですよね。
    そんな想いが、よく伝わってきました。

    投稿日:2014/04/12

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  • ピアノに込められた想い

    「たくさん弾いてもらうんだよ」と工場を出発したピアノ。楽器店を経て、ひとりの女の子のところへやってきます。
    メロディと名づけられたこのピアノ。長い長い時間を越えて、女の子成長を見守っていくことになります。

    悲しいお話ではないのに何故か胸が詰まって涙が出そうになります。
    作り手の想い、弾き手の想い、ピアノの想い、この作品に込められた想い・・・。
    しあわせなピアノ。
    そして、更に感動的なのは、32ページのはずのこの物語、本当は36ページであること。秘密は、演奏記号です。

    ピアノを習い始めて半年のうちの娘。上達して欲しいという気持ちよりも、楽しんで弾いて欲しい、ピアノを愛してあげて欲しい、という私の気持ちを込めて、この本を選びました。

    投稿日:2012/05/21

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  • ピアノが弾きたくなる

    擬人化されたピアノと、
    ピアノを習い始めた幼い女の子の交流を描いた
    心温まるお話です。

    ピアノは手入れさえ続ければ
    ずっと使える楽器なので
    母から娘に受け継ぐというのもよくある話だと思います。
    我が家も、娘がピアノを始めるにあたり
    「持っていきなさい」と言われたけれど
    環境と便利さから、電子ピアノを改めて調達しました。
    でも、生のピアノの音って、本当に癒されるんですよね。

    久しぶりに、ピアノに触れたくなる、
    音楽を愛するすべての人におすすめの一冊です。

    投稿日:2020/09/28

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  • くすのきさんの熱意と仕掛けに感動

    くすのきしげのりさん初のピアノ絵本です。
    ピアノの絵本はあまりないので、嬉しくて読みました。

    6歳の誕生日にピアノを買ってもらった女の子。
    ピアノはメロディと名付けられます。
    女の子は、メロディを大切にし、沢山の音楽を奏でますが、
    徐々にピアノを弾かなくなっていき、疎遠になってしまいます。
    最後は女の子がお母さんになり、自分の娘の為に、
    メロディは再生され蘇り、命を吹き返すという、
    心温まる物語です。

    そして、この絵本の素晴らしさは、くすのきさんのある仕掛けにもあります。
    あとがきを読むと、音楽が好きな方ならすぐに気付くものかと思いますが、見つけると何だか感動しました。

    そしてそして、この絵本。
    出版がヤマハなんですよね。
    わたしは勝手に、ヤマハが生徒さんの為に作られたものだと思っていたのですが、違うんですよね。
    この絵本は、くすのきさんの実話をもとに作られており、物語の主人公のメロディはヤマハ製。
    だからこそ是非ヤマハに出版してほしい!というくすのきさんのオファーによりできた絵本なんです。
    そんなくすのきさんの熱意がこもった一冊と知ると、わたしはますます、この絵本が好きになりました。

    是非ピアノを愛する方に読んでほしい一冊です。

    投稿日:2020/04/02

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  • 読みながら涙してしまいました

    現在4歳の娘と一緒に読みました。

    1歳の頃からヤマハに通い、この春からようやく鍵盤に触って弾く練習も始まる! 今年中には、娘にピアノを買いたいな‥

    「私のピアノ」を我が家に迎える前に、もっとピアノに対する愛着や楽しみな気持ちを持ってもらいたいと思い、この本を手に取りました。

    私は長年エレクトーンを習ってましたが、そういや、自分の楽器に名前はつけていなかったな‥ 名付けて、もっといっぱい練習すれば良かったな‥

    そんな気持ちを抱えながら読むと、もう、始まりの数ページで涙が溢れてきました。

    産まれたばかりのピアノ。
    誰かのお家に迎えられて、その持ち主が弾き始めて、命が宿っていくのですね‥

    メロディは心がふるえました、
    という文章を読んでる、私も心がふるえました(^_^;)


    ピアノ工場で、メロディが終わりを覚悟した場面‥
    娘も、わんわんと泣きました‥


    その後、ピカピカになって命を吹き返したとき、
    親子で心底ほっとしました!!

    この本を読み終えて、早速娘は、今手元にあるミニピアノに名前をつけにいきました(笑)


    そして、いずれ、我が家にも「私のピアノ」がやってきた時、世界で私だけのピアノとして、彼女が名前をつけて、大事に大事に、そして楽しみながら、時を共にしてくれたら良いな‥

    そんなあったかい気持ちになりました!

    ピアノを習っていたお母さん、習っているお子さんに、とてもオススメです!

    投稿日:2018/02/21

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  • 感動します

    • さけんさん
    • 20代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳、男の子3歳、

    娘が図書館で借りてきた絵本です。

    初めはピアノにメロディという名前をつけて大事にしていました。
    でも、中学生、高校生になるとメロディと一緒に過ごす時間がへっていきました。
    大学生になると県外へいったので全然ピアノを引くことがなくなりました。
    ある日ピアノを作業服をつれた人が運んでいきました。
    ピアノは工場で眠りました。
    そしたら何日もかけて新品のようにきれいになり、新しい家にいきました。
    メロディと名前をつけた子の家でした。
    今は母になり娘のためにメロディがきました。

    なんだかとても心が温かくなりました。
    私の母もピアノを大事にしています。
    私はピアノをひけませんが、娘がピアノを習うようならピアノをくれるといっています。
    なんだか少しダブりました。

    娘はこの絵本が気に入ったようです。
    ほしいなといっていました。

    投稿日:2012/11/28

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