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うろんな客」 その他の方の声

うろんな客 作・絵:エドワード・ゴーリー
訳:柴田 元幸
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,100
発行日:2000年11月
ISBN:9784309264349
評価スコア 4.39
評価ランキング 13,877
みんなの声 総数 22
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  • 「うろんな客」というタイトルにちょっと近寄り難い雰囲気を感じていたのですが、手にとって、読んでみて、納得しました。
    とてつもなく、変で困った、およびでないお客に居座られてしまったら、とんでもない話です。
    一枚一枚の絵に、意味深長な短歌を添えることで、この本の不思議感覚はぐっとグレードが上がりました。
    どんな時にフィットするのでしょう。

    投稿日:2021/04/08

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  • ウロウロの、う。

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     タイトルは、本の要。
    この冴え渡る表紙を創っているのは、翻訳者の卓越だ。
    うろん:胡乱。 
    うさん臭いの「う」、うろつくの「う」である。

     舞台じみた登場人物の姿と、時代じみた言葉の掲示。
    時は1957年、幕開けから客席に座った気分にさせてくれる。
    「うろんな客」をさぁ、とくとご覧あれ、というゴーリーのあの
    見世物小屋的性分が淡々と表現されている。
    しかしどうもその小屋が、ナゾ解きか?と知れると、笑みが漏れる。

     害のない内容だ、けれどどこまでも黒く描き込まれた絵。
    その不安定がいつものゴーリーな空気を作り出している。
    どうしても自らを省みる・・・、彼の術にはまり込む、
    感謝も忘れて。

    投稿日:2019/05/20

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  • うろんな客とは子どものこと?

    全ページためしよみで、読ませていただきました。
    途中から、「うろんな客とは、もしかしたら、子どもの存在、本質が描かれているのかな?」と、感じながら読んでいました。最後の「17年」という言葉で、それが確信に…
    何とも不思議な世界です。でも嫌いじゃない私も、変人の一種?

    投稿日:2018/01/04

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  • 初見では「『うろんな客』っていったい誰?」といった、とらえどころのない印象でした。最後まで読み進めて、2度目に読んでみると、「うろんな客」が持つ、うろんなかわいらしさの正体に気づきました。そして、作品全体にただよう、そこはかとなくユーモラスな雰囲気にも、納得。

    「うろんな客」を、あたたかく(?)見守る人間たちが、素敵です。ふだんの生活で、とうてい理解できないような人や物事に遭遇しても、「ああ、なんてうろんな○○○○○!」(←五文字だとリズム良し)と思えばOK。どーん、とかまえてゆるしてしまえそう。

    テンポの良い七五調の日本語、そして韻を踏む英語の原文。
    二つの言語でリズムを楽しめ、語彙も増やせる、大人の英語学習にも役立つ一冊です。

    投稿日:2016/05/06

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  • 読まず嫌いでした

    生まれてこの方、つかったことのない言葉「うろん」。雰囲気でその意味を察することができる程度でよみはじめたのに、よみおわれば、「うろん」以外では言い表せないと思うほど、ぴったりの言葉に思われました。
    正直、ゴーリーは読まず嫌いで避けていました。が、読んでびっくり。
    絵本では感じたことのない種類のおもしろさを感じました。しかも、読みなおすほどに、じわっとおもしろさが増してくる。
    まさに、大人のための絵本ですね。

    投稿日:2015/12/17

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  • 内容が濃いです

    ずっと気になっていた絵本です。

    小さな絵本なのですが、内容はとても濃く
    一見すると不気味なのですが、読んでいるうちに この、うろんな客が可愛らしく思えてきました。

    ゴーリーの絵本は、気になりつつもなかなか手を出せなかったのですが
    これをきっかけに他の作品も読んでみたいと思います。

    投稿日:2015/03/17

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  • 暗いのにユーモラス

    • はすかさん
    • 20代
    • その他の方
    • 島根県

    絵にはエドワードゴーリー独特の物々しさがあるのに、迷惑なお客の様子がかなりユーモラスで可笑しいせいで、その物々しさが間抜けに感じられます。あとがきをみて納得。
    5.7.5.7.7の訳もリズムが良くて好きです。
    この人の作品は怖いものも多いですが、これなら子供も楽しめるのでは、と思いました。

    投稿日:2015/03/12

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  • うろんな客  うろんとは 怪しげな あり得ないような 疑わしいなどの意味合いですが・・・・  怪しげな動物が現れて なんとも不可解なお話でした

    エドワード・ゴーリーは1925年シカゴ生まれで 死を不謹慎に描くことに関しては並ぶ者のなかった人であるとありました

    なるほど 暗いイメージの絵の中にペンギン風なへんな動物が現れて なんと 17年間も家に居座っていたんです

    男の子も17年で大きくなっています

    英語版の五 七 五 七 七 日本では短歌です英語でもかかれています)

    後書きの解説を読むとなおわかりやすいです

    短歌風も  なかなか味があるように思えました

    柴田元幸さんの後書き読むと なるほど よくわかります
    略年譜もあり なかなか作者について丁寧に書かれています
    大人の絵本ですね  うろんな客  

    なかなか おもしろかったです

    投稿日:2015/02/23

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