「The Little Prince 星の王子さま」 なかなかよいと思う みんなの声

一回読むだけでは、この絵本の良さが半分くらいしかわからないかもしれません。

表現がとても抽象的というか、ｽﾄﾚｰﾄではないので子どもには少し難しい世界観かもしれません。
私もいつだったか、星の王子様の原作を読んだ時に、なかなか自分の頭に残らなかった記憶があります。

でも、大人になって名作と呼ばれる意味が理解できました。

こちらは、星の王子様と書かれていますが、原作を読んだ方なら、抜粋された形になっていて、少し物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

しかし、凝縮されている分、短い言葉と素敵な葉祥明さんの幻想的なイラストで、不思議な世界へと感情移入することが出来ます。

心がすーっと静かに穏やかになれるというか・・癒されます。
絵本には、そんな効果もあるのだなと実感できる一冊です。

「星の王子さま」は、私にはちょっと難解で、正直、初めて読んだ時には理解不能なことが多かったです。でも読むたびに、心に引っかかる箇所が変わる、とても不思議なおはなしで、これからも読み返すであろう１冊ではあります。
こちらは、そのおはなしの中の名場面を切り取って、美しい挿絵とともに味わうというタイプの絵本です。
洗練された言葉を日本語と英語の両方を楽しめるというのがいいですね。綺麗な挿絵とともに幻想的な雰囲気をたっぷり堪能しました。

若い頃から何回となく読んで、よくわからない部分がありつつも、とても好きなフレーズがあり、絵も好きな「星の王子さま」。
原作の翻訳権が切れ、次々刊行された新訳には、理解しやすいのものもあるかと思いましたが、やはり最初に読んだ本の印象が強く残っています。
どうしても比べてしまうので、ちょっと違うし、足りない感じがあります。
葉 祥明さんの絵は、イメージが合っているし、素敵な雰囲気だと思いました。

葉祥明さんの絵はとても好きなので、この絵本のお試しを読ませていただきました。
原作は、特に絵が印象の強いものなので、こちらの絵は美しいですが
少々インパクトに欠けるように思われました。
文章は要所要所かいつまんだようになっていて、
こころに触れる大切な文章が詩のように描かれていると思いました。
いつか原作のフランス語なり日本語なりで読むにしても、
この絵本に親しんでから読むと入りやすいかもしれないと思います。

　このお話は、やさしい文章で書かれていますが、奥の深い物語です。「かんじんなことは、目にみえない」は、有名なメッセージですね。
　お話にぴったりの、透明感のある絵がよかったです。青と黄色が印象的でした。
　お話の最後は、悲しいけれど、美しい、、、。じっくりページをめくって味わいたいです。

　日本語と英語の音声は、ＢＧＭがついて、会話文がいきいきしておもしろかったです。小さな子は、音声を聴きながら絵を見ると、楽しめそうです

星の王子様のお話のイメージにとてもあっているように思いました。自分の中で夜のイメージがつよかったけれど、こんな青空でもあうんだなとおもいます。本としては読み聞かせということでCDがついていますが、個人的にはそういうのが苦手なので必要ないかなと思います。贈り物としていいのかもしれません。値段も少し高めですし。絵やポストカードなどもあるといいですね。名作もいろいろな絵でみると印象がかわっておもしろいです。