新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

やまんばのにしきなかなかよいと思う みんなの声

やまんばのにしき 作:松谷 みよ子
絵:瀬川 康男
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,980
発行日:1967年5月
ISBN:9784591003756
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,151
みんなの声 総数 33
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  • 山姥がいい人

    山姥が出産したんで、餅をよこせ!と何者からか言われて町の者は恐ろしい山姥を怒らせまいと餅を用意します。
    で、若者2人と、道案内役のあかざばんばというお婆さんが餅を届けに行くものの、若者は途中で退散し、お婆さん一人で山姥のところへ行きます。
    すると、山姥がとても良い人!
    息子は山姥の子供の人並外れた能力が面白かったようです。確かに生まれて間も無いとは思えないです。さすがは山姥の子供です。
    あかざばんばも、山姥も良い人で楽しく読み聞かせました。

    投稿日:2015/01/02

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  • 似ているやまんばいます。読み比べてみて

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    どこかのお話会で、誰かに読んでもらったような記憶はあるのですが、自分で手にして読んだのは初めてです。

    「やまんばもの」のお話の中では、このお話に出てくるやまんばはとても優しく、自然の神様的に描かれています。

    絵本やお話が好きな人には、有名な絵本だと思います。

    この本自体の存在は、だいぶ前から知っていたのに、なんで今まで手にしなかったか、
    というと、ぱっと見、昔話にしてはかわいらしい絵だったから。っていうのが大きいです。
    だから、表紙を見てビックリです。
    大好きな瀬川さんのイラストだとは、今日まで気がつきませんでした。

    第1刷が昭和42年とあります。
    年代物ですね。
    今の瀬川さんの絵とは全く違う雰囲気でした。

    最近、安房直子さんの作品が好きになって、よく読むのですが、
    安房さんが最期まで書き続けていた短編シリーズ
    『小夜の物語』に登場したやまんばと、この『やまんばのにしき』のやまんばは、その存在がとても似ていました。
    安房さんの『小夜の物語』シリーズでも
    やまんばは、山の神様・自然の神様みたいに描かれていて、ちっとも怖くない。
    そんな小さな共通点を発見して、喜んでしまいました。
    気になる方は読み比べてみてください。

    投稿日:2009/08/11

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  • 優しい山姥

    やまんばと言えば、怖いイメージばかりのお話が多いのですが、こちらの昔話はだいぶ様子が違うようですね。
    やまんばの豪快さと優しさの、両方の面がみられたように思います。
    やまんばのお返しが、「村人の健康を守ること」という点にも、心が温まりました。
    昔の人にとっては、健康こそが何よりもありがたかったことでしょうね。

    投稿日:2013/02/13

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  • 親近感・・・

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    6歳の息子が図書館で借りてきたので、4歳の娘と2人に読みました。
    やまんばが出てくるお話はたいてい怖い話が多くて、今回も怖がるかなあ・・・と思いながら読んだのですが、このお話に出てくるやまんばはあかちゃんを産んだばかりのお母さんで、怖いやまんばのイメージよりは「おかあさん」のイメージが強いです。

    やまんばに餅を届けるシーンはちょっと怖かったですが、出会ったやまんばはやさしいお母さんで、子供の事を気遣ったり、手伝ってくれたばばに「にしき」という布をお土産に渡したりと、どこか普通のおかあさんで、親近感を持ちました。

    子供たちも怖がらずに最後までお話を聞いてくれました。

    投稿日:2010/06/10

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  • 民話の世界

    ちょうふくやまに住んでいるやまんばが子供を産んだので、餅をついてもってこいと言われるのですが、持っていこうとするものがいません。村で暴れ者の男と、70いくつのおばあさんが行くことになった。途中難所にあたるがおばあさんの教えでうまく渡り、餅を無事に届ける。やまんばはおばあさんに手伝いをしてくれと言い、しばらくおばあさんはやまんばのところで働くことになった。帰りにやまんばからお土産のにしきをもらった。それからはその村は繁栄したという民話です。昔の言葉でかかれているとこもあり、子供さんに読んであげるときは分かりやすく説明してあげながら読むといいと思います。

    投稿日:2003/01/30

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