丑年にちなんだ牛の本を探していて、久し振りに読み返しました。
スペインの牧場に住んでいるフェルジナンドは、他の牛たちが闘牛を夢見る中、ひとり大好きな木の木陰で花のにおいをかぐ毎日に幸せを感じながら過ごしていました。
ところがある日、闘牛に出す牛を探しにきた男たちの前で、フェルジナンドに不運な出来事が起こり、なんと、フェルジナンドが選ばれてしまいます。
闘牛場に連れていかれたフェルジナンドはどうなるのでしょうか……。
牧場で花のにおいをかいでいるとき、不運に見舞われた時、荷車に乗せられて連れていかれる時、闘牛場に現れた時。絵をよく見ると、フェルジナンドの表情がくるくる変わるのが可愛くて、ほっこりとしました。
ぜひ、どのページのフェルジナンドにも注目して読んでみてください。