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とげとげは女の子ということ以外は自分のことも知りません。 周りのみんなにもいじめられています。 自分のことを知らないだけでも悲しいことなのに、いじめられていること、特にサルに棒でつつかれるところは涙が出そうになります。 そんなとげとげの様子を影からいつも見ているトム。 トムと出逢って優しい気持ちを知って、愛を知って、とげとげのトゲも優しくなっていきます。 最後に新しい命にも恵まれた場面はとっても癒されます。 4歳の次女に読んでいたのですが、途中から7歳の長女もやってきて、とっても静かに神妙な様子で話を聞いていました。 とっても恵まれている環境にいて、まだ、いじめということを知らない娘たち。 知ってもらいたくないことだと思っても、いつかは・・・。 絵本を見ながら目をうるうるさせていた娘たちには今の気持ちを忘れないで、トムのように強くて優しい心の持ち主に成長していってもらいたいと思いました。
投稿日:2011/02/11
まじめなお話です。 外見が、みなと違うからと言って、いつもいつもいじめられ続けた女の子。 ひどい呼ばれ方をして、自分の本当の名前すら、もう忘れてしまい、 いじめられるたびに、とげがますます長くなってゆくという悪循環、 やりきれないですね。 でも絶体絶命の時に、体当たりで助けてくれたのが、 初めての味方、ヤマアラシの男の子でした。 警戒心が解けて、安心しきった女の子のとげは、やわらかく寝て、 夢の中で、自分の名を思い出すこともできました。 ハッピーエンドでよかったです。
投稿日:2017/08/05
みんなにいじめられてばかりでいつもひとりぼっちのとげとげ.ひとりで遠くを見ている姿に読んでる私もさみしく気持ちになりました. 自分ではどうしようもないことなのに人にからかわれて仲間はずれにされることはとってもつらいと思います. そんなとげとげのことをずっと見ていたトムがいて,二人の心が通じ合うことができて,とげとげにも幸せが訪れてほっとしました. もう一度最初から読んでみると,とげとげがみんなから避けられている場面,木の陰からトムは見てたんですね.はじめは気づかなかったです.
投稿日:2015/03/28
身体に「トゲ」があるせいで、いじめられたり友だちができないトゲトゲ。 そんなトゲトゲがトムと出会うことで、トゲトゲ自身が、そしてトゲトゲを取り巻く環境が変わっていくことを予感させてくれるお話でした。 道徳の教科書のようなお話で、娘と一緒にいろいろなことを考えさせてもらいました。
投稿日:2020/06/10
とげとげは、表紙に描かれている不思議なコです。女の子で天涯孤独。とげがあるから、いじめられています。 そんなとげとげの事を認めて、守ってくれるコが現れるお話。 設定から、ちょっとヘビーだなあと思いました。 でも、それを忘れさせてくれるような暖かい不思議な絵。組み合わせ方が上手いなあと感心しました。 内容は、年中クンには分かってもらえなかったようです。読み終えて言ったのが 「実は、このトゲトゲって柔らかかったんだね〜!」 …はあ。そう来ますか。 小学校低学年のお子さんに、良いと思います。
投稿日:2011/10/20
3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。内田麟太郎さんの本にはいつもどぎもを抜かれますが、今回は意外や意外。なんとロマンスなのです。子供にロマンス?とちょっと早い気もしますが、心温まるお互いを思いあうやさしい心のお話です。 とげとげというとりあえずそうよばれているとげがいっぱい生えていて、だれも近づけない子がいます。ひとりで苦しんでいると、実はそのとげとげをひそかに思っていたヤマアラシくんが想いを告白、とげとげにやさしい心が芽生え、今まで無理だとおもっていたとげがやわらかくなっていくのです。心の持ち方で自分のとげも変わるということなのでしょうか。 ちょっと息子には難しかったみたいで、あまり反応はありませんでした。でも、最後にとげとげとヤマアラシくんの子供がいたり、ちょっと珍しい展開にきょとんとはしていましたね。
投稿日:2011/08/11
ナビのレビューで着になってはいたのですが、偶然に図書館で見つけて借りてきました まぁインパクトのある表紙ですよね とげのとんがり方とか、顔とか・・・しかも本人だれのこどもなのか、名前さえもわからずにいるなんて、衝撃的です ひきょう者の代表にサルがなっていましたが、こんだけ特徴のある生き物と仲良くしようとする勇気は、いったい誰が持ち合わせているのでしょう・・・? ヤマアラシのトムさんの勇気ある行動に感動です トムさんの言葉が、とげとげのはりも柔らかくしたんでしょうね 私たちは目に見えないとげに対して、こんな風に差別意識をしていることってあるんじゃないかな・・・ そんなことも考えさせるお話でした
投稿日:2011/06/29
内田麟太郎さんらしいお話だな〜と、思いました。 対象年齢が3歳からとありましたが、これ3歳のお子さんに分かるでしょうか? 読んだ感触としては3歳では難しいかな?と思いました。むしろかわいらしい絵ではありますが、高学年や中高生のお子さんにお薦めした方がいいような気がします。 わたしは主人公のとげとげより、ヤマアラシの「トム」さんがよかったです。 イラストを担当された佐藤茉莉子さんは、この絵本が初めての作品とのこと!とてもそうは思えませんでした。 個性的だし、見やすいし、遠目もきくはっきりした絵で、高感度高かったです。
投稿日:2011/06/03
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