「せかいいちのぼうし」 なかなかよいと思う みんなの声

ぼうし好きが集まる町で開かれた、ぼうしコンクール。ながーいぼうしとか、ぼうしをたくさんかぶるためのぼうしとか、へんてこなぼうしをかぶった参加者たちがぞくぞく登場します。
私的には、洋服も傘もぼうし柄がかわいくて好きだったけれど・・・ラストは意外なオチでした。
楽しくて、そしてちょっぴり不思議な雰囲気のある絵本です。

ユニークな帽子がたくさん出てくるお話かと思ったら、少し違いました。
読み終わったあと、印象的な数々の帽子よりも「あのおじさんは結局、何者だったんだ？！」ということが気になるお話でした。
このような感じ方が適切なのかどうかわかりませんが…おもしろかったです。

ユニークな帽子がたくさん出てきました。
私が気に入ったのは、帽子をたくさん被るための帽子。
この帽子が出てきたときは、「その発想はなかった?」と思いました。

そして小さな小さな帽子の登場。
この帽子を紹介した男の人の正体は分からずじまいでしたが、私はてんとう虫さんが変身して、人間の姿になって紹介したのではないかなと思いました。

子どもが大きくなったら、この絵本のあとに、一緒に帽子の絵を描いてみるのもステキだな〜と考えてみたりしました。

私も帽子が好きでけっこうたくさん持っているほうだと思うのですが、この帽子コンクールへ出られるようなかわった帽子は持っていないなーと思いました。
とてもながーい帽子、大きな帽子、いろいろな帽子を見られますよ。
はたして帽子コンクールの優勝者は…？

面白かったですよー。
ありえないほどユニークなデザインの帽子の登場には、子供たちが大笑いでした。
絵からのインパクトも強いので、文章が読めない、下の子も楽しんでいました。

それにしても、おじさんの行方が気になって仕方のない結末でした。

帽子のナンバーワンを決定します。
帽子が大好きな人たちばかりが住む町なので
みな俄然やる気の大会となりました。

気球にかぶせた帽子がチャンピオンかと思ったら
「ちょっとまった〜〜」
帽子のない男が割って入りました。
よーく、よーーく見ると・・・ちっちゃーい帽子が乗ってる！

そこでこの男が世界いちに選ばれたのです。
しかし、この帽子、風に吹かれて飛ばされて、
二度と見つかりませんでした。そしてこの男もしかり。

でもー、最後に小さな昆虫がいますよー。
見てのお楽しみ（笑）