新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
しごとのどうぐ

しごとのどうぐ(偕成社)

この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本

  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

はなになりたいなかなかよいと思う みんなの声

はなになりたい 作・絵:*すまいるママ*
出版社:東京書店 東京書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2017年08月
ISBN:9784885743375
評価スコア 3.75
評価ランキング 45,571
みんなの声 総数 54
  • この絵本のレビューを書く

なかなかよいと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

14件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • せつない話だなぁ。

    子供が市の図書館から借りてきたらしく、たまたま早く帰れた日の夜に読んでくれと頼まれて、寝せながら読んだ絵本でした。
    かわいげな絵とはうらはらに、弱肉強食な今の社会の歪みに悩む自分の気持ちに突き刺さるような内容でした。(病んでるな〜)

    最後まで読み終えて思わず、せつね〜話だな!と言ってしまいました。

    自分が複雑な気分なのに、子供らと嫁まで寝ていたのにはがっかりしましたが嫁はともかく、子供らが大きくなるころまでに、世の中がもう少しまともになってくれていないか。または、それに負けないながらもやさしい心を保って大人になってほしい。などといろいろ考えさせられました。

    購入して読み返したい気分です。

    投稿日:2010/08/09

    参考になりました
    感謝
    5
  • この絵本のライオンのジレンマは、子ども達に何を教えるのだろう、と思った。

    草を食べて生きる事はできない生き物なのに、生き物を殺さないと決めたとしたら、結末は目に見えている。

    大人には理解できることでも、子ども達は、その事実をどう解釈するのだろう、というのが、この絵本を読んだ感想。

    「ライオンさん、かわいそう」だろうか。

    「でも、ライオンさんに食べられた、ウサギのパパとママの方がかわいそう」と思うのだろうか。

    でも、この絵本の結末には、もう一つあり、タイトルのとおり、「はなになりたい」と願ったライオンの思いは叶い、墓前の白い花に生まれ変わりました(めでたし、めでたし、かは別にして)。

    生まれ変わりということが、最後に登場します。

    ここが、この絵本のもう一つの〔テーマ〕なのかな?と思えます。
    死んだら、おしまい、という世界では、ライオンは罪悪感から餓死しておしまい、ですが、生まれ変わる、転生という次の生があるという事を信じていれば、今生での理不尽、ジレンマは解消されるという考え。

    生きとし生けるものが、このようにめぐりめぐるという考え方は、何か救われないものをも救ってくれる力があるものと、私は思います。

    そのようなことを、この絵本から感じました。

    投稿日:2013/09/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 切ないお話

    フェルトやビーズを使ったイラストが印象的な「すまいるママ」さんの作品。
    以前「チクチクさん」を読んで面白かったので、こちらも読みたいと思いました。
    かわいらしい表紙の雰囲気とは裏腹に、とても切ない内容のお話。
    予想外の展開だったので、ちょっとびっくりでした。
    手芸が好きな自分としては、お話よりもそのイラストのつくりに目がいってしまいました。

    投稿日:2021/03/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • どうだろう

    賛否両論ありますよね。何も考えずに読むのがいいのかもしれません。牛が好きでもお肉は食べるし、お魚を見て癒されても食べてしまう…それを否定する感じ?でも、らいおんの気持ちはなんとなくわかるなと思います。手芸で構成された絵本で可愛いです。

    投稿日:2021/03/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 深くて重たいテーマ

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    私にとって*すまいるママ*さんと言えば「 チクチクさん」の印象が強いのですが、 こちらは悲しくせつないお話だったので驚きました。
    後半は月のうさぎのお話を思い出しました。
    食物連鎖や親子の愛情など、深くて重たいテーマが盛り込まれているので、お子さんには難しい絵本だと思いました。

    投稿日:2021/02/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 賛否両論

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子18歳

    *すまいるママ*の作品を読んでいて出会いました。
    ステッチストによる、フェルトや毛糸、ビーズなどによるコラージュ作品。
    肉食であるがために孤独なライオンが、ある日、うさぎの孤児を見つけます。
    どうやら両親を自分が食べてしまったらしいのですが、
    その愛らしい無邪気な仕草に、ライオンはそのうさぎを息子として育てるのですね。
    でも、やがて真実を知ったうさぎ。
    ライオンは必死の思いで、過去のことを謝るのです。
    見事なコラージュがかわいらしく、ストーリーも感動的ですが、
    賛否両論あるようですね。
    確かに、ライオンとうさぎという設定は現実にはあり得ませんが、
    親子について、肉食という事について、考えさせられますね。
    そんなことを考えるきっかけの作品だと思います。

    投稿日:2014/10/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵は、やさしい風合いの布やビーズで描かれています。
    ライオンと子ウサギの間にある決定的な違いも、親子愛が埋めて心をつないでいるようです。
    生きていく中で、時々体感する「食べる」という行為の切なさ、けれど「愛情とともに生きている」というあたたかさを感じました。
    切なさと温もりが共存してる本でした。
    こっそりと食事に行くライオンの悲しみ。
    それを知って、最初は受け入れ難く家を飛び出してしまうけれど、
    自分を食べてでも生きてほしいとライオンに言う子ウサギ。
    食べる事、生きる事はキレイ事ではなく、理想をつきつめてしまえば私たちは皆、生きられません。だから私たちは「生きるために仕方ないじゃん!」と考えます。
    けれど、美味しさをほおばった後には、こういうお話をどこかで覚えていて感謝してごちそうさまを言いいたいなと思いました。
    ところで、蛇足ですがパイナップルって3年に1度しか収穫できないらしいです。私たちは生き物の「生きてきた時間」も食べているんだなぁと思いました。

    投稿日:2013/05/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • なんとも切ないお話です。

    ライオンはいろんな動物を食べて生きていきます。

    それが自然の流れなので。

    ある時、二匹のうさぎを食べました。

    その食べてしまったうさぎの、赤ちゃんがそばに泣いていて、

    親代りをしようと決めたのです。

    そのうちそのうさぎをたべてしまうおはなしかと思いきや、

    そうではなく、そのうさぎにばれないように

    夜中こっそり獲物をたべているといった具合。

    そんな生活続くわけなく、どんどん悪循環に。

    絵本にする内容ではない気がしました。

    ドラマではよく、犯人が殺してしまった人の子どもを

    育てるなんてありますが、小さい子供がよむお話では

    こういう話は必要ないと思います。

    投稿日:2012/08/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • あたたかい

    • EMRHさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    親子の絆が描かれていて温かい気持ちになる絵本です。
    ステッチがとても素敵です。
    いつも一緒にいる・やさしい気持ちになり、親と子の絆を改めて感じさせてくれます。

    投稿日:2011/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 切ない気持ち

    肉食のライオンは色々な動物から恐れられていて
    誰も友達がいなかったので すごく人恋しかった。
    ある日、うさぎを2羽食べてふとみるとそこには
    うさぎの赤ちゃんが残されていて愕然としたライオンさん。
    ウサギの親を奪ってしまった罪悪感にさいなまれ
    ウサギの赤ちゃんを自分の手で育てようとしますが・・・

    お友達のお子さん(5歳9ヶ月・女)がこの絵本を読んでボロボロ涙を流したと聞いてすぐに借りてきた絵本です。
    全体的な印象としては 『やさしいライオン』(やなせたかし)に似ていますね。
    百獣の王のライオンって勇猛な感じがありますが
    どことなく悲哀が漂っていてこういうお話に似合っていますね。
    タイトルの『はなになりたい』という言葉が
    とても切なく響きます。
    読んだあと娘も目を潤ませていました。

    でもちょっと設定が自然の摂理とはかけ離れているので
    違和感を持つ方もいるかもしれませんね。

    投稿日:2008/12/04

    参考になりました
    感謝
    0

14件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

全ページためしよみ
年齢別絵本セット