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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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鬼の首引きなかなかよいと思う みんなの声

鬼の首引き 作:岩城範枝
絵:井上 洋介
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2006年02月
ISBN:9784834021806
評価スコア 4.27
評価ランキング 20,981
みんなの声 総数 14
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  • 首引き?

    鬼、は分かるけど、首引きって??と疑問に思いながら3歳息子、5歳娘に読みました。まず、鬼の子が鬼らしくなく、なんだか可愛い(笑)。そして、鬼もお食い初めなんてするんだ、と軽くツッコミを入れたくなりました。(人を食べる前は、離乳食??)息子と娘は鬼に食べられそうになる若者より、鬼の子がかわいそう!なんて言って同情していました。

    投稿日:2022/02/03

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  • 愉快な子煩悩

    【内容】
    狂言「首引き」を、絵本に仕立てた一冊。絵は井上洋介氏。
    都に上る途中、野原で若者は鬼の親子に出会う。鬼の娘が人間を始めて食べる(お食い初め)のに、若者がちょうどいいと捕まえられるが、若者はうまいことやって難を逃れていく。

    【感想】
    民話調の絵が懐かしい。昔のテレビアニメ「日本昔話」を思い出させるような、正統派?古典絵本。見ていて不思議な安心感があります。最近、私が読む絵本は、作者の想像力が飛躍していって、異空間に連れ去られるようなドキドキ感があります。どこに連れていかれるかわからない不安と期待の混じった体験ができるのですが、時々、「普通の話で落ち着きたい」という欲求が芽生えます。斬新なものもいいけど、いつも食べているお惣菜のような安心感のある体験も欲しい。疲れているのかしら…

     さておき、狂言の時代から変わらない「子煩悩」。読んでいて、親バカだなあ〜と感じる部分が満載です。とにかく、父はかわいい娘に弱い。鬼の娘だから、さして美人ではなさそうなものだと思いきや、そこそこ美人に描かれている。…もっとも人間を化かして食べる鬼もいるくらいだから、鬼も女性は美しくうまれてくるのかもしれません。
     自分の子どもだけ、自分の一族だけがかわいい、という親の鬼。自分自身すら愛せない人間もいる世の中で生きていて、きわめてまともな感じがいたします。自分の子どもを虐待して殺す人間のニュースが最近あったばかりなので、人間を食べるという鬼の「まともさ」をより強く印象的に感じました。
     しかし、やっぱり、親バカは「バカ」の一種でして、娘に振り回され、結局失敗する鬼を、苦笑しながら見ていました。愚かさは、時代が変わっても変わらない。愛おしいものです。

    投稿日:2018/06/12

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  • えっ?!終わり・・

    娘とわくわく読み進めたのですが
    若者が逃げたところで終了・・。
    娘と私は「このあと恐ろしい鬼の反撃がもう一回あって・・」などと
    ストーリーを想像していたので
    ページをめくり
    「あれっ?終わった・・」と
    呆然としてしまいました・・。

    物語としては、これでもいいんですけど
    欲を言えば、もう一波乱ほしかった。

    若者の「どうせなら姫に食われたい」という言葉は
    まったくいつになっても、男ってのはっっなどと娘と憤慨しつつ
    なんとなく、このあとコント形式に移行していくには
    すばらしいフリだと
    関西人として、ついついニヤついてしまいました・・。

    投稿日:2016/01/11

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  • あっけない展開

    息子が鬼に興味があって、鬼に関する本ばかり読んでいます。この絵本もその中の1冊です。

    それが昔話の良さなのかもしれませんが、鬼と若者の駆け引きが、どこか噛み合ない感じがします。息子は、力比べを楽しんではいましたが、どうも全体の展開がよく理解できなかったようでした。

    鬼の娘が人間の娘のように描かれているのがちょっと残念でした。何か鬼らしさ(角とか)があったら、もっとそれっぽくなって楽しかったのではないかと思います。

    投稿日:2011/03/10

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  • 何がポイント?

    旅をしていた若者が鬼と出会いました。
    あっけなく捕まってしまった若者は、鬼に「自分に食われるのが良いか、姫に食われるのが良いか」問われて姫を選びます。
    そこで現れたのがなんとまあ泣き虫弱虫甘えっ子。
    若者に簡単にあしらわれてしまいます。

    これまた過保護な父鬼は仲間たちに助けを求めます。
    鬼たちと若者は首引き対決。
    多勢に無勢のはずが若者は首にかけたひもを思いきり踏ん張った後はずして鬼たちを転げさせます。
    (なんだ〜これだけ強いならあまり簡単に捕まるなよ)
    若者は鬼たちが転げている間に逃げてしまいました…。
    と、まあ怖そうな話を予想したらとぼけたお笑い劇場でした。
    狂言をベースにしているからでしょうか。
    あっさり読んでしまったら、何がポイントかよくつかめませんでした。
    井上洋介さんが、姫を鬼とは思えないお譲ちゃんに描いているものだから、なんとも微笑ましい感じもしたのですが、若者のキャラも強いのか弱いのか?
    はっきりいって、鬼はもう少し強くあって欲しい。

    投稿日:2010/12/19

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  • コントみたい

    なんだかコントを見ているようなおはなしです。

    若者が扇で娘をたたいては、虫がいたといい、大声を出して
    は、せきが出たという、鬼との首引きでは引っぱったひもを急にはずして、鬼が転んだその隙に逃げるなんて、なんとも面白いなーと思います。

    コミカルな絵も楽しいです。

    そもそも鬼がおくいぞめなんて・・・?!

    息子にはまだまだむずかしいようですが、私のお気に入りです。

    投稿日:2008/02/05

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  • 鬼もお食い初め

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    むかしむかし、一人の若者が旅をしていると
    急にあたりが暗くなり、鬼が現れた。
    「うまそうだ。まだ人を食ったことがない姫に食わそう」
    お食い初めの鬼の親子から逃げるため若者は知恵をしぼり・・。
    お食い初めをしようだなんてつくづく子供思いの鬼!
    曲がったことが嫌いな鬼も娘が泣かされたとあらば、
    そんなことには構っていられない。
    子供を思う気持ちは人も鬼も一緒ですね。
    若者の言葉にすぐにのる鬼や姫の様子が思わず笑いを誘います。
    ずいぶん滑稽かつ人間くさい鬼だなと思ったら、このお話は狂言をもとに作られたそうです。
    井上さんの独特のタッチの絵がストーリーの面白みを大きく増していました。

    投稿日:2007/03/23

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  • ずるい鬼!

    力持ちの若者が都へ行こうと旅だった。
    途中、あたりが急に暗くなってきて・・・
    ん〜、恐いね〜。
    しばらくすると大きなおにが現れて・・・
    その鬼は若者を食べようとしたが
    姫の『お食い始め』に若者をさしだそうとかんがえた。

    若者は、オドオドする事もなく
    しっかりと鬼の言葉にも返してくる。
    なんてたくましくて、芯の強い若者なんでしょう。
    子どもたちも「スゴイね〜、恐くないんだね〜
    つよいね〜」なんて感心感心!!

    それに比べて鬼は・・・
    なんてずるいんだ!!こんな展開になるとは
    私も想像してなかった!余りのずるさに、私達も
    読み進めるたびにちからが入ります。

    でも、それも、鬼の娘。つまり姫に何とか人間の肉を
    食べさせたい。(お食い初めさせたい)と言う親心も
    あるんでしょうね〜。
    そう思うと、完全に憎むのもきがひけちゃう。


    でも、やっぱりずるい!!

    若者と鬼達とのやりとりのテンポがとても良くて
    ドンドン引き込まれて行きます。
    でも、私的には鬼のずるさがちょっと・・・だったので
    ☆4つに。でも、むかし話はこう言うところが
    おもしろいね!

    投稿日:2007/02/14

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  • お食い初め!

    鬼の世界にも「お食い初め」があるのか・・・と、息子が関心のない部分で私が興味をもってしまいました。
    息子は、迫力のあるタッチの絵にくぎづけで、真剣に見ていました。鬼と若者、姫とのやりとりがテンポよく、読み聞かせには、ピッタリでした。

    投稿日:2007/01/07

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