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チリンのすず自信を持っておすすめしたい みんなの声

チリンのすず 作:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:2023年09月08日
ISBN:9784577051825
評価スコア 4.12
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みんなの声 総数 16
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  • 母の仇

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    アンパンマンで有名なやなせたかしさんの、30年ほど前の作品。
    アニメ映画にもなっていたようで、題名やストーリーも大体知っていたのですが、
    絵本として読むのは初めてだと思います。
    愛くるしい子羊のチリンは、狼のウォーに襲撃され、
    自分をかばった母親を亡くします。
    チリンは母の仇を討とうと、本心を隠して、ウォーに弟子入りし、
    強くたくましくなるのですが・・・。
    あどけないチリンの成長振りは見違えるほどですが、
    そのけだものの姿が切ないです。
    見事本望を成し遂げたチリンの心情は大いに共感できると思います。
    チリンとウォーの微妙な関係も、運命の皮肉さを感じさせます。
    復讐心の強さをあらためて感じると共に、
    復讐したところで癒されない心の傷というものも実感します。
    裁判員制度が実施され、裁判が身近に感じられる昨今、
    改めて「罪の重さ」を考えてしまいました。
    ラストは非常に重い余韻です。
    死についても深く考えさせられる作品だと思います。

    投稿日:2009/09/09

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  • TVで紹介

    TVで紹介されたのを見て、
    ぜひきちんと読んでみたいと思い、選びました。

    母親を殺されたチリンが、
    オオカミと行動を共にすることで、
    どれだけ多くのものを傷つけてきたのか?
    そう考えるとやりきれないものを感じます。

    そして復讐を遂げた時、
    チリンには何が残ったのか?

    チリンの胸に喪失感だけが残る、
    本当に哀しいお話でした。

    絵本の場合、ハッピーエンドになるのが殆どですが、
    そこを敢えてそうせず、余韻を残すことで、
    読み手に多くのことを考えてもらうきっかけになっていると思います。

    投稿日:2018/02/28

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  • 復讐

    表紙のすずをつけたチリンの可愛い姿に内容が想像出来なかったです!孤独なオオカミのウォーに、弟子入りを志願した子羊チリンを受け入れたウォーは、孤独だったから、チリンをお世話するのに生きがいを持てて幸せだったと思いました。チリンがおかあさん羊の敵討ちをうつと知ったとしても愛情や友情をチリンに感じているから、素直に受け入れたと思いました。チリンがウォーに復讐をして悔いたように、二人の間には友情という絆が芽生えていたと思いました。復讐をしようと思う気持ちを持つ感情をもてない私の環境に幸せを思いました。

    投稿日:2017/02/11

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  • なんだか切ないよ〜

     大好きなお母さんをオオカミに殺されてしまったチリン。しかし、そのオオカミとチリンの間にも確かな愛情が育まれてしまった。思わず「切ないな〜」と言ってしまうおはなしです。
     この絵本にはフワッと甘いところがなく、絵本の世界と言うより、厳しい現実の世界・・といった感じです。
     私個人は好きです。今の息子には無理ですが、いつか、チリンの心が理解できたら一歩大人になるだろうな〜と、そして、その頃の息子のコメントを今から楽しみにしています。

    投稿日:2004/11/01

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  • 衝撃的!!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    アンパンマン(昨日も次女とミュージカルを楽しんできたばかり・・・)で一躍有名になった、やなせたかしさんの初期の頃の絵本です。

    チリンはくびに金色の鈴をつけたこひつじです。
    ある夜、おおかみのウォーが、牧場を襲撃して、チリンをお腹の下にかばったお母さんは死んでしまいます。
    チリンはウォーのところへ行って、「ぼくもあなたのような つよいおおかみになりたい。ぼくをあなたのでしにしてください。」と頼みます。
    それから3年、厳しい修行が続いて、いよいよ、いっしょに牧場を襲いに行きますが・・・?

    え、そんな展開あり〜?の衝撃的なラストシーンに、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、あえて私は五つ星でおすすめしたいです。

    投稿日:2003/09/18

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