チリンのすず」 みんなの声

チリンのすず 作:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:2023年09月08日
ISBN:9784577051825
評価スコア 4.24
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みんなの声 総数 20
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  • アンパンマンの...

    • MYRYさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都
    • 男の子14歳、男の子11歳

    やなせたかし先生の名作。
    子供のころにアニメーション作品を見て以来、忘れることの出来ないストーリーでした。
    子供向けの文章で書かれていますが、まるで悪夢から覚めた後のような読後感に、まだ小さかった息子は泣いていました。
    最近の絵本やテレビでは教えてくれない複雑な感情を与えてくれる貴重な作品だと思います。

    投稿日:2009/03/20

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    2
  • こひつじのチリン お母さんが首に鈴をつけてくれたのです
    チリンチリンとなると どこにいるか分かるように

    ある夜 おおかみの ウォーは ひつじ小屋を襲い お母さんは 死んでしまうのです・・・

    チリンは悲しみを かたきうちに ウォーのでしになり 強くなるのです  訓練して チリンは ひつじにはみえない けだものに なったのです

    そしてあらしのよる ひつじこやを 襲うのです
    その時 チリンは おおかみのウォーをおそい 殺したのです   かたき討ちをしたのです
    なんという ドラマでしょう!
    チリンはウォーを殺しましたが・・・ ウォーのことをお父さんのように慕っている自分がいることを ウォーのことを好きになっていたのに気が付くのです

    その後 チリンは どうしたのでしょう 悲しいお話です

    憎しみと 愛が隣り合わせに なっていたのでしょう

    やなせたかしさんの 深いお話でした
    子どもにも大人の心にものこるお話でした


    投稿日:2026/02/04

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    1
  • 自分から読みたいと言うまでは・・・

    • ちひろ。さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳、

    ある夜のこと、オオカミのウォーにひつじのまきばが襲われた。
    こひつじのチリンのおかあさんは、チリンを庇って死んでしまう。
    チリンは強いけものになるため、ウォーに弟子入りするが…。
    『あんぱんまん』のやなせたかしによる絵本。


    可愛らしい表紙とは裏腹のシリアスな復讐憚。
    母も父も無くし、ひつじでもオオカミでもない「ものすごいけもの」になったチリンの姿は壮絶。
    見返しのチリンがとても可愛らしいだけに、その落差がひどく刺さる。
    恨みと復讐のやるせなさをひしひしと感じた。

    文を見なくとも絵だけで話の流れがわかる構成はさすが。
    しかし、果たしてこれを子どもに渡したものかどうか。
    こういう話に引き付けられる子もいるとは思うが、自ら持ってきた場合以外はあまりオススメできない。
    大人向けの絵本としたい。

    投稿日:2012/07/05

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    1
  • 悲しい最後でした

    アンパンマンの作者、やなせたかし氏の作品という事で気軽に読み始めました。
    読んでいくと、とても深い内容でした。
    「死」について、「友」について考えさせられる作品でした。
    娘はチリンがオオカミを殺したシーンで「どうしてお友達なのに殺しちゃったの?」と聞いてきました。
    多少返答に困りましたが、「オオカミさんがチリンのお母さんを殺しちゃったから、チリンは仕返しをしたんだよ。」と言いました。
    その後、娘なりに考えている様子でした。
    最後に「でも、お友達が死んじゃったらやっぱり悲しいよ。」と言われました。
    もう少し大きくなったら、また読んでほしいと思いました。

    投稿日:2012/07/01

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  • 奥が深いです。

    • とまるさん
    • 20代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子3歳、女の子0歳

    表紙の羊と題名が可愛いので読んでみたら…

    なんだか考えさせられる絵本でした。

    4歳の娘は、どういうことか良く分かっていないみたいでしたが、娘なりにお母さんが死んだとか、狼が死んだとか、いつもの絵本とはちょっと違うことを感じ取っていたみたいです。


    図書館で読んだだけでしたが、絵本は、読んだ年齢やその時の気分でも、感じ方が違うので手元においておき、娘がいつでも読める状態にしておきたいと思いました。

    投稿日:2010/12/06

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  • 母の仇

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    アンパンマンで有名なやなせたかしさんの、30年ほど前の作品。
    アニメ映画にもなっていたようで、題名やストーリーも大体知っていたのですが、
    絵本として読むのは初めてだと思います。
    愛くるしい子羊のチリンは、狼のウォーに襲撃され、
    自分をかばった母親を亡くします。
    チリンは母の仇を討とうと、本心を隠して、ウォーに弟子入りし、
    強くたくましくなるのですが・・・。
    あどけないチリンの成長振りは見違えるほどですが、
    そのけだものの姿が切ないです。
    見事本望を成し遂げたチリンの心情は大いに共感できると思います。
    チリンとウォーの微妙な関係も、運命の皮肉さを感じさせます。
    復讐心の強さをあらためて感じると共に、
    復讐したところで癒されない心の傷というものも実感します。
    裁判員制度が実施され、裁判が身近に感じられる昨今、
    改めて「罪の重さ」を考えてしまいました。
    ラストは非常に重い余韻です。
    死についても深く考えさせられる作品だと思います。

    投稿日:2009/09/09

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    1
  • 深い余韻

    朝ドラの影響か
    地元の図書館では、
    やなせたかしさんの本が、軒並み貸し出し中です。
    この本も、かなり待って、やっと回ってきました。

    かわいい子羊の表紙が与える印象とは、全く違う読後感に
    しばし呆然としました。
    やなせさんの紡ぐ物語は
    ときどき、こういうものが紛れているので
    いろんな意味で用心が必要です。

    母を殺された子羊が、その犯人に弟子入りし
    自分も悪に身を落として
    最後には、母の敵を討つ・・という筋書きです。
    いろいろな人生の分岐点で
    その選択が正しかったのか??・・・と
    考えさせられるような読後感です。

    ある程度の人生経験のある大人の方が
    より、考えてしまうような一冊です。

    投稿日:2025/05/12

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  • 4才の娘が涙をこらえて読んだ絵本です。

    こちらの「チリンのすず」は、
    やなせさんの「わたしが正義について語るなら」
    という本で語られていて、
    ずっと読んでみたいと思っていました。

    「わたしが正義について語るなら」では、
    戦争を体験したやなせさんは、
    喜びと哀しみの感情や、複雑な社会のできごとに、
    心を揺さぶられながら、
    当時を生き、作品作りをされていたことが書かれていました。

    実際に「チリンのすず」を読むと、
    胸をつかまされる哀しいお話です。
    表紙からは想像できない、
    おそろしいけだものになるチリン。

    いっしょに読んだ娘も、
    涙を留めた目をして、
    「どっちが先に死んじゃったの?」
    「だれが死なせたの?」
    「かなしいおはなし。」
    自分の持っている言葉の中から、
    感じたことやわからなかったことを、
    声に出そうと言葉を探していました。

    「こう感じてほしい」、
    「こんな正義感をもってほしい」、
    そんな親の雑念を横に置いて、
    現実世界にある、喜びと哀しみが隣り合う状況を、
    描き抜いた名作に、心が打たれます。

    ところで、こちらの作品、
    軽くおすすめできる作品ではないかもしれません。
    なぜなら、うっかり読んでしまうと
    哀しさに打ちひしがれてしまうかもしれない
    と思うからです。

    でも、「アンパンマン」以外のやなせさん作品を知ってから出会う「アンパンマン」は、
    これまでとは違う「アンパンマン」だと思います。

    アンパンマンとの再びの出会いに、ぜひ。

    投稿日:2025/04/21

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  • やなせたかしさんといえば、やはり誰もがアニメ「それいけ!アンパンマン」を思い出すでしょう。
     だとしたら、やはり漫画家がやなせさんの肩書になるかしら。
     でも、やなせさんの魅力は漫画家だけではおさまりません。
     有名な「手のひらを太陽に」を書いた詩人でもあり、雑誌「詩とメルヘン」では詩とともに独特なイラストを描いたイラストレーターでもありました。
     そして、忘れてはならないのが絵本作家としてのやなせさん。
     あの「アンパンマン」の最初は、絵本『あんぱんまん』(1969年)でした。
     絵本作家やなせたかしさんの「名作えほん」として何冊か新装版として出版されています。
     この『チリンのすず』もそんな中の一冊です。
     初版は1978年ですから、1919年生まれのやなせさんが60歳目前の作品です。

     表紙には、かわいい子羊のチリンの姿が描かれています。
     でも、このあと、チリンには悲しい出来事が待っています。
     お母さん羊がオオカミに襲われて、亡くなってしまうのです。
     チリンはオオカミへの復讐を誓って、なんとそのオオカミに弟子入れして、強さを学んでいくのです。
     そして、ツノまで立派な大人の羊になったチリンはついにオオカミへ復讐します。
     でも、ここから先がやなせさんらしさがでます。
     チリンに復讐されたオオカミもチリンが自分を狙っていることを知っていたし、チリンもまたオオカミが先生であり父親のような存在であったことに気付くというお話です。
     復讐だけではないことを、やなせさんは教えてくれています。

    投稿日:2025/03/30

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  • TVで紹介

    TVで紹介されたのを見て、
    ぜひきちんと読んでみたいと思い、選びました。

    母親を殺されたチリンが、
    オオカミと行動を共にすることで、
    どれだけ多くのものを傷つけてきたのか?
    そう考えるとやりきれないものを感じます。

    そして復讐を遂げた時、
    チリンには何が残ったのか?

    チリンの胸に喪失感だけが残る、
    本当に哀しいお話でした。

    絵本の場合、ハッピーエンドになるのが殆どですが、
    そこを敢えてそうせず、余韻を残すことで、
    読み手に多くのことを考えてもらうきっかけになっていると思います。

    投稿日:2018/02/28

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