「復刻版 絵巻えほん 大型 11ぴきのねこ マラソン大会」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

絵だけでストーリーを追えるのでまだ文字が読めない子でも楽しむことができます。国境を越えて愛されているというのも納得です。大きな絵巻えほんなので、まずは広げてじっくりと観察するように見ました。
複数の子たちとで見ると、みんな視点が違っておもしろかったです。あらためて馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」に対する愛情が伝わってきました。

長い画面がアコーディオン式に折りたたまれた見て楽しむ絵本です。11匹のねこたちがマラソン大会に参加し、山あり谷あり迷路ありのコースを走り回っています。
街、山、公園などうつりかわっていく風景の中で走るランナーたちだけでなく、沿道で応援したり、公園で遊んだり、お仕事していたりと、たくさんのねこたちの生活を見るのも面白いです。
細かく描かれた風景に息子も興味津々。早速同じように紙をつなげて絵を描いていました。想像力も広がりますね。

絵本ですがストーリー性はあってない様な物です！
なぜなら文字が一言も出てきません！笑
《ただねこちゃん達がマラソン大会をしている》
そんな光景が最初から最後まで続くのですが…
何といってもイラストが細かくて、親子でワクワクするんです！！！シリーズお馴染みの『11ぴきのねこ』だけではなく、
馬場のぼる先生の作品に出てくる『くまのまあすけ』もいたり
隠れキャラや動物…なんと《手塚治虫ねこ》も見つかるので、
色んな発見にテンションが上がります！蛇腹折りなのでビローンと広げると1つのパノラマが広がり、収納時とはまた違った見方が出来るのも魅力です！一番最後のページにある馬場先生の言葉には子供達への愛を感じました。これぞ馬場のぼるの集大成！！親子で楽しめる作品です（´- `＊）

これ、絵巻絵本というだけあって、その通り、まさに絵巻物です。
ずらーっと広げることができて、その様子は壮観の一言！
さらに文章が全くない絵本なので、そこが逆にますます迫力を出しているように思います。まさに絵をみることに集中できる絵巻です。
１１ぴきのねこシリーズなんですね！それもおもしろい。
娘もあれこれおしゃべりしながら眺めています。

絵だけの大型絵本なので、とても迫力があります。

絵だけでも隅々まで、マラソンのスタートからゴールまでを楽しめます

孫も、「すごい〜　すごい〜」って絵を眺めていました！

11ぴきのねこシリーズは全部持っています。
最後にこの絵本を揃えました。
改定版の方が値段が手ごろなのですが、復刻版の方が少し大きいので、迷わず復刻版を選びました。

3000円は高いと思いがちですが、絵本2冊分の値段と同じなので
そのことを考えたら、絵を眺める（読む）のが好きな子や
11のねこシリーズが大好きな子からしたら、値段以上の絵本です。

細かいところまでものすごく丁寧に書いてあり
どの登場人物（猫？）も活き活き描かれています。


文字がないので会話がないと思いきや
たくさんの発見があるので、家族で見ていると
「あっ、手塚猫がいたよ！！」
など、みんなで楽しめて話が盛り上がります。

クリスマスや誕生日など、イベントの時に用意してあげると
スペシャル感が出ると思います。

復刻版があるうちは、復刻版を選んで購入したほうがいいです。
細かい絵を見る時も、目を凝らさなくても絵が飛び込んでくるので
とても見やすいです。