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フルリーナと山の鳥自信を持っておすすめしたい みんなの声

フルリーナと山の鳥 作:ゼリーナ・ヘンツ
絵:アロイス・カリジェ
訳:大塚 勇三
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,420
発行日:1974年
ISBN:9784001105681
評価スコア 4.78
評価ランキング 561
みんなの声 総数 8
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  • おにいさんのウルスリ!

     鳥が大好きな娘は、表紙の絵を見るとすぐに、
    「この鳥は、シジュウカラ。これは、パパが子どものときに飼ってた鳥でしょ?」
    と、1羽1羽の鳥を指差しながら楽しそうに話し始めました。
     そうだね、アルプスはパパの国に近いから、きっと同じような鳥がたくさんいるだろうね。
     カリジェの描くアルプスの風景はとても美しく、鳥たちの姿もまた色とりどりで、娘の心を惹きつけます。

     中を開くとさらに嬉しい驚きが待っていました。
    「にいさんのウルスリ・・・」と書かれているではありませんか!
     娘は即座にフルリーナの前を行く男の子に目をやり、
    「本当だ、ウルスリだ!」と興奮して叫びながら、今度は「ウルスリのすず」の本の男の子と見比べました。
    「帽子も同じ!」
    フルリーナとウルスリはきょうだいだったんだね。なんだかそれだけで、とても嬉しくなりました。

     このお話は、女の子のフルリーナが主人公で、大好きな鳥もたくさん出てくることもあって、「ウルスリのすず」以上に楽しめたようでした。

     私は、留学中に訪れたハイジの山小屋やマイエンフェルトの町を懐かしく思い出しました。いつか娘といっしょにカリジェの絵の世界を旅してみたいな、と願っています。

    投稿日:2012/02/08

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  • えらいなあと思いました。

    夏なのにひょうががあるからびっくりしました。

    山の上だからあるのかな。

    たすけた小鳥をにがしちゃうところは、かわいそうだと思いました。

    山の鳥だからかえしてあげないといけないのかなあと思いました。

    フルリーナがにわりとにえさをやっているからえらいなあと思いました。

    投稿日:2010/01/29

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  • アルプスに住む家族は、夏は山の家で過ごし 冬は村で生きてます

    山の家への大移動の様子が なんとも 幸せそうで 大らかで自然の中で生きる人たちに 感動しました

    フルリーナも 兄さんのウルスリも のびのびと 楽しんでいます

    ある日 キツネにお母さんをさらわれ ひな鳥を見つけた フルリーナ

    大事に育てるのですが ある時  タカが、ひな鳥を 襲います
    これが 自然に生きる生き物の姿ですね

    そこで 家や 小屋に閉じこめて育てるのですが・・・・ ひな鳥にとっては・・・・
    大空へ飛び立ちたいのです!
    さすが 兄さんはそのことをちゃんと知っています

    逃がしてやるときの フルリーナの涙 でも 逃がしてやることが ひな鳥を愛することと 分かったのです

    でも・・・会いたくて 一人山を登るのです (勇敢なフルリーナに感動しました)

    そして村へ帰る馬車の中から  あのひな鳥が、仲間と共に 
    元気にあいさつしにきてくれたのです(感動です!)

    すがすがしい 別れです

    フルリーナはのびのびと 成長していくことでしょう

    良いお話しに引き込まれました
    絵もステキ!    お話もステキで  絶妙でした!

    投稿日:2020/05/18

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  • 生き生きとした絵本

    「アルプスのきょうだい」という児童書に入っていた物語が、絵本として再出版されたお話です。
    横開きになり、絵の部分が大きくなり、訳者まで替わると、全く雰囲気が変わりました。
    物語に膨らみが出たことが驚き。
    「アルプスのきょうだい」では、フルリーナとウルスリの兄妹愛にポイントを感じましたが、この絵本はフルリーナの世界です。

    投稿日:2020/04/01

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    1
  • 文章と絵の絶妙な表現で魅せてくれます。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    とても年季の入った古い本です。私は地元の図書館で探してきたのですが、どうも最後に借りた人は2003年で、それ以来ずっと書庫に入っていたようです。
    アロワ・カリジェの絵の世界が堪能できる素敵な絵本です!!
    ぜひ、たくさんの子どもたちに見てほしいです。

    画面いっぱいに広がる山の風景!
    主人公の動きだけでなく、のんびりと昼寝をしているヤギたちやさりげなく草原を飛び回っているチョウなどの虫たち。
    文章の脇には大型の本編の絵とは違い、その場面へ行きつくまでの走り書きのような、今でいう絵コンテのような絵もついていて、すごくお得な気分になれます。
    そして、たくさんの山の鳥たち!表情や動きから鳥たちの気持ちがとても伝わってきます。
    ゼリーナ・ヘンツの文との絶妙な表現で、フルリーナたちのスイスの山の世界に私も招かれているような気分になれました。

    字は少々多いですが、決して難しい表現は書いてありません。
    ページをめくるだけでも楽しいと思います。
    読んであげるなら、4,5歳くらいから十分楽しめると思います。
    特に自然が好きな子どもたちにお薦めです!!

    投稿日:2011/11/20

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    1
  • 女の子にとっての山の生活

    『ウルスリのすず』を息子がすっかり気に入った様子だったので、同じシリーズのこちらも読んでみました。

    『ウルスリのすず』は男の子らしく冒険ものでしたが、こちらは女の子らしい小さな物を助けてかわいがる話です。どちらも山の自然の中の生活が美しく描かれています。

    息子は男の子の話に惹かれるのか、この絵本にはあまり興味を示しませんでしたが、男女の子供たちの行動のありかたがそれぞれ異なっていて、大人が読んでも興味深いものでした。

    投稿日:2011/05/11

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  • 子どもの頃の思い出の本

    子どもの頃、このお話が出てくる「アルプスのきょうだい」という本を持っていました。

    「アルプス…」の方は光吉さんの訳なのですが、こちらは大塚勇三さんなんですね。


    二冊を見て訳を比較してしまいました。

    岩波子どもの本ではあまり興味を示してくれなかった息子も、大判で絵が見やすいということもあり、こちらの方は見てくれました。

    大型絵本の方が色彩がはっきりしていると思います。

    私としては「アルプスのきょうだい」の本は子どもの頃の思い出があり、どちらも捨てがたいです。

    大人になって改めて見るとやはり絵がいいですよね。

    この本を選書された光吉さんはやはりすごいなあと思いました。

    投稿日:2010/01/30

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  • 30余年ぶりに再会しました

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    30余年も前のこと。岩波の子どもの本のシリーズに『アルプスのきょうだい』という本があり、その絵の美しさに子供心に感動しました。その後、図書館でもその本を見つけることができず、記憶だけを大事にしていました。そして、3年ほど前、岩波書店の子どもの本の目録に見つけたのです。アロイス・カリジェ!これがあの美しい絵の作者でした。『アルプスのきょうだい』は、『ウルスリのすず』『フルリーナと山の鳥』の2冊の本となってよみがえりました。
    それからまもなく、横浜のデパートで「アロイス・カリジェ展」が開催され、30代最後の誕生日に母、長姉と行ってきました。そこで母がプレゼントに買ってくれたのがこの本です。
    ゼリーナ・ヘンツさんには申し訳ないのですが、とにかくこの本は絵が素晴らしいのです。細部まで精巧に描いてあるわけでもないのに、圧倒的な大自然の息吹を感じます。アルプスの山々の厳しさ、山の空気の冷たさ、山の夏小屋の静けさまでもひしひしと伝わってきます。そして大自然の中で自然と上手に係わりありながら生きるウルスリとフルリーナきょうだいの姿に心温かくなるのです。
    本のサイズも大きめなので、読み聞かせにも向くと思います。少し長いので、小学校中学年くらいからお薦めです。

    投稿日:2005/11/18

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