「おほしさま、きえちゃった」 みんなの声

電気が煌々と光っていて、誰も空に星があったことを忘れています。星たちは、怒ってどこかへ行ってしまいました。そんな時、停電が！みんなが夜空を照らしていてくれた星の存在を思い出してさがしに行きます。現実の星は居続けてくれています。忘れないようにしなきゃ。

黒字に白抜きのおほしさまの表紙がすごく目立っていて、前から気になっていました。

環境問題への提起のようなストーリーでしたが、おほしさまがストを起こしてバカンスに行ってしまった、というあたりがまじめすぎず、面白かったです。

これを読んだら、必ず夜空を見上げたくなります。

表紙とタイトルを見た時に
いったいどういうお話なんだろう。。と興味を持ちました。
夜空を見上げる、空に輝く星のお話。
たしかに都会では夜も明るく騒々しい。
夜空とか星のことを忘れているのかもしれません。
それをお星様の立場、気持ちでお話が展開していきます。
それがわかりやすく伝わります。
いなくなったお星様を探しに行って、
お星様たちに戻ってくるように頼む子供たちとの場面。
とても可愛らしい表情のお星様たちの絵本ですが、
地球の環境問題を伝えている大切なお話だと思います。
素敵な絵本だと思いました。