優しいタッチと温かみのある色彩のイラスト,それにぴったりとはまるストーリーで,大人が読んでも心にくるものがありました。
年老いたアナグマのおばあちゃんが子猫に教える人生で大切な数々のこと。
私も教えてほしいな〜。そして私もいつかこんなおばあちゃんになりたいな〜。そんなふうに思いました。
親は子育てに責任があるから,ついつい厳しくそして感情も含め躾しがち。少なくとも私はそうです(苦笑)。
親子ではない,ちょっと離れた関係のまさにこのアナグマのおばあちゃんのような存在って,すごく子供には必要なのかも知れませんね。
親の言葉はイマイチ素直に聞けないけれど,他の人の言葉は素直に入ってくる。。。みたいな。
それが,祖父母だったり,近所のおじちゃんおばちゃんだったり,知り合いの方だったり,それは誰になるかわかりませんが,そういう存在に出会えた子供はとても幸せで,親とは違うまた素敵な関係だなと思いました。
子猫ちゃん,いいね!