鏡を見たり、コインを振ったり、体を動かしたり、大忙しの本です。
洋服を着るときに、「タグがひだりだよ」と園で教わってきた娘。それでも、いざ着るときにはまだまだ迷いがあります。
(大人が子供に着せようとしても、「左足いれてー」と言いながら、くるくる回る子供の動きに左右を間違えてしまうことって多々ありますよね?みなさん、どうでしょう?私だけ?)
この絵本は、その混乱を体験しながら、左右を楽しむ絵本です。
鏡を通して、絵を見ると左右がどう見えるか、
こっちを向いている子と向こうを向いている子では、左右はどうなるか。
地図を見ながら、行きたい地点に行くには右に曲がるか、左に曲がるか、等々。
大人も子供も一緒になって「あれ?あれ」と言いながら、
ひだりとみぎを体験することができます。
一緒に読んでいると、子供がどんなところに注目して左右を捉えているのかにも気づけるので、楽しいですよ。