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わんぱくのゆうちゃんが、思わず叫んだ「やめろー!」に、ちょっと涙が出てしまいました。樹齢50年以上のくりの木ですが、いつでも一緒に遊んだ友達以上の存在だったと思いました。ゆうちゃんは、素直にやさしく育っているなあとおもいました。ひろかわさえこさんの絵も可愛くてよかったです。
投稿日:2018/11/26
あさかわ保育園に本当にあった樹齢50年以上の「くりの木」。 春夏秋冬、子ども達はいつもくりの木と一緒。 くりの木は、みんなの大切なともだちでした。 ある時、そのくりの木が切られることに!! ガッカリする子ども達。 それでも、工事は進みます。 次々切り落とされるくりの木の枝。 たまらず、「やめろー!!」と叫んだのは、 いつもわんぱくなゆうちゃん。 子ども達のまっすぐな想い、それでもやらなければいけない現実。 切なくて、読むたび涙が出そうになります。 娘も、この本を読むと、何故か私の膝に座ってきます。 あとがきに 「くりの木が子ども達に与えてくれた教育って計り知れないよね」 と1人のお父さんに声をかけられたとあります。 今はもう無い くりの木ですが、それは 歌となり、本となり、 そして、遠い地の子ども達に 今もそしてこれからも、 いろいろなものを与え続けてくれることでしょう。
投稿日:2011/03/02
私の姪っ子が公立の保育園に毎日元気良く通っているのですが、市の財政難によりもうすぐ閉鎖されてしまいます。保育園に行くことが大好きな姪っ子やそのお友達に離れ離れになってしまう前にこの絵本を読んで何かちょっとした事でも感じとってもらえたらと思って推薦します。
投稿日:2009/11/04
保育園にある、大きなクリの木。四季折々、子供達にたくさんの思い出をくれました。 そんなクリの木が、切られる事に。 園児の悲しい気持ちや、そんな園児達に贈る園長先生のやさしい気持ちがたくさん描かれている、とても素敵なお話です。 聞いている娘よりも、読んでいる私の方が、感情移入して思わず涙を流してしまいましたが、「木、切ったら悲しいよね…。」と言った娘の言葉に優しさを見つけて、嬉しくもなりました。
投稿日:2009/07/16
とても心温まるストーリーです。 いつも子供たちのそばに寄り添っていたくりの木が 突然いなくなってしまうという現実に どう子供たちが・・・そして大人が向き合っていくのかという・・・ 読者にも考えさせられます。 見事に最後には納得できる終わり方で はっとさせられました。 こんな素敵な園長先生がいる園はなんて幸せなんだろう。。。 読み終わると、木も大切な命だと気付かされて、 感謝の気持ち、優しい気持ちが心に残ることと 思います。
投稿日:2009/03/08
作者の島本一男さんは保育園の園長さんで、島本さんの保育園で実際にあった出来事のお話です。 保育園の庭にある園児を見守ってきた皆が大好きな大きな栗の木。そこに新しい家を建てるために、木を切ることになりました。 その時の園児の気持ちが切なくて、泣けました。木を切るのが「可哀相」という純粋な気持ち。生き物を愛おしく思うその気持ちはとても大切だと思いました。 最後には栗の実を植えます。その実が育ったかは?ですが、きっと今頃大きく育っているだろうと思います。 子供から大切な事を教えられる事ってとても多いです。その想いがぎゅっと詰まった絵本でした。
投稿日:2009/02/01
保育園にある大きな栗の木が切られてしまうお話です。 前半は栗の木と一緒に遊ぶ園児達が生き生きと描かれています。 木を切られるシーンに入り、 いつ、木が切られるのはやめになるのだろう・・・と 私も子供も期待を持って読んでいました。 だけど、切られてしまい、なんだかちょとさびしい痛い気持ちになりました。 絵本はすべてハッピーエンドがいいわけではありませんが、 前半の園児の生き生きとした姿を見たので、 なんとなくハッピーエンドがよかったなと思いました。
投稿日:2008/01/22
あさかわほいくえんには木登りができる程のおおきなくりの木がありました。 そのくりの木と園児達はいつも一緒。だから、くりの木が 無くなるなんて!! 私が通ってた保育園にもおおきなガジュマルの木がありました。 もちろん、このお話しと同じように私たちも木に登ったり ひもをくくりつけてブランコしたり・・・ でも、今年縁の移転のためそのガジュマルも切り倒されたようです。 ですから、お話しの中の子どもたちの気持ち、よ〜くわかります。 いつも時間を共にしてきた木ですもの、その分の思いも 深く心に刻まれてます。 子どもたちの思いの強さを感じ、悲しむ子どもたちへの 園長先生の心のケアも素敵でした。 ラストには、このくりの木との思い出の歌も掲載されていて とても大切にされてた様子がうかがえます。
投稿日:2007/05/05
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