いぬとねこ」 みんなの声

いぬとねこ 再話:ソ・ジョンオ
絵:シン・ミンジェ
訳:おおたけ きよみ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年07月
ISBN:9784895726665
評価スコア 4.69
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  • 外国のお話という気がしません

    • るますけさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳

    図書館で娘が選んで借りてきた絵本。
    図書館で読んで、家に帰ってきてからもまた「読んで」とせがまれたので、ずいぶん気に入ったようです。

    韓国の昔話だそうですが、前半はまるで「浦島太郎」のようです。
    中盤以降にいじわるなおばあさんが出てくるところも、「こぶとりじいさん」や「花さかじいさん」などの昔話を思い出させます。

    お隣の国なので、どこかに同じ典拠があるのか、昔話というと自然とこういうお話が多くなってしまうのかはわかりませんが、聞きなれた日本の昔話と似ているので、すんなり世界に入っていけました。

    色鉛筆とコラージュの技法を使った挿絵も面白いです。
    特に川の両岸やいじわるなおばあさんの家などは、不思議な構図で描かれていて楽しかったです。

    それから韓国での表現のようですが、猫の鳴き声が「ヤオン」、犬の鳴き声が「モンモン」と書かれているのも面白いと思いました。

    韓国の絵本を読んだのは初めてでしたが、あまり外国の絵本という感じもしなくて、とても親しみがわきました。
    他の韓国のお話をもっと読んでみたいという気になりました。

    投稿日:2008/03/04

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  • なんか・・懐かしい昔話

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    韓国のむかしばなしで、なぜ猫が家のなかで飼われるようになったのか?という言い伝えなのだそうです。韓国の人は犬のがすきなのだそうです・・なのになぜ猫が家の中にいるのでしょうか?

    お話もすごく不思議というか・・・始まりはまるで『うらしまたろう』でした。
    でもおみやげが日本と違いちゃんとした宝物で、おばあさんは幸せになるのです。
    そしてなんと・・いじわるおばあさんが出てきて・・『舌きりすずめ』『おむすびころりん』という話を思い出します。
    昔話って世界共通なので、びっくりしました。
    いろんなお話、(事件なのでしょうか?)がたくさん組み込まれていて読み応えのあるお話でした。

    いじわるばあさんに宝物を捕られて取り返しに行くのが『いぬとねこ』
    ここで、半分以上過ぎてタイトルの意味がやっとわかるというのも凄いなぁ・・となぜか感心してしまいました。

    長い長いお話でしたが・・最後は成る程!!って納得してしまいましたね。


    外国のお話は動物の泣き方も違うので楽しさが倍増する感じがします。

    投稿日:2007/12/23

    参考になりました
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  • 懐かしいお話

    • エミミンさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    子供たちもよく知っている日本の昔話?と思うようなお話です。
    前半はまるで『浦島太郎』のようなお話し。
    後半は『いぬとねことふしぎな玉』の玉を取り返すいぬとねこのようなお話。

    世界にはよく似たお話がたくさんありますが
    このお話もまさにそんな感じ!!
    言葉、文化は違いがあってもお話の世界は『一緒』!!
    そんな点でも心温まるようでした。

    投稿日:2007/11/16

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  • 前半と後半で2つのお話のようでした。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    面白いことに、この絵本は2つの話が1つになったような内容でした。

    前半は、優しいおばあさんが亀を助けて、竜宮城に招待され、お土産にもらった魔法の玉から、欲しいものがザクザク出てきて、おかげで大変お金持ちになり幸せに暮らすことができました。という話。
    亀を助けて竜宮城へ、というのは、日本の「浦島太郎」そのものですよね?(主人公はおばあちゃんだけど)
    そして、お土産に不思議な宝物をもらってくるんです。「宝物の中らかどれか1つを選んでいい」という条件から、1つもらってくるところは、「すずめのお宿」を彷彿させます。

    後半。昔話にありがちですが、必ず親切で正直者が幸せになるとやっかむ意地の悪い知人が近所に住んでいるもので、この絵本でも、意地悪ばあさんにまんまと宝をとられてしまって、おばあさんは窮地に追い込まれます。
    そこに登場するのが、(真の主人公!題名にもある「いぬとねこ」なのです。)
    前半部分が前振りなら、なんて長い前振りなんでしょう!?

    おばあさんに飼われているこの「いぬとねこ」が、おばあさんの幸せのために奮闘することが、後半のメインとなります。

    結末として、「どうして猫は座敷に上がることができるのに、犬は外で飼われているか」(今は犬も家の中で飼う人が多いですが、昔は犬は外で飼うのが当たり前でしたよね?)
    、その理由がわかるのです。

    ところで、この絵本の後書きを読みますと、韓国の方々は犬よりも猫の方をかわいがる国民性だそうです。
    だから、こういうお話が残っているんですね〜。

    普通に考えたら物語としては詰め込みすぎなのでしょうけど、個人的にはいろいろ想像できて楽しかったです。

    投稿日:2007/09/06

    参考になりました
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  • モンモン!ヤオン!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    このお話は、日本でもよく似たものがあります。
    ねこやいぬの鳴き声が、日本とはずいぶん違います。
    他の動物の鳴き声も、訳者のあとがきに書いてありますよ。
    同じようなお話でも、その国の特徴が出ています。
    比べて読むのも楽しいと思います。

    絵が細かくて、ところどころ貼り絵にもなっていておもしろいです。

    最後は、いぬが家の外で、ねこが家の中で飼われるようになった由来になっています。
    ねこの方が、執念深くその性格のおかげで、手柄を立てたから家の中に入れてもらえたのです。
    忠誠心は、いぬのほうがあるように思えるのに、このお話ではちょっと気の毒です。

    投稿日:2007/08/29

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