我が家は図書館が遠いので、もっぱら移動図書館ともしび号のお世話になっています。
我が子達は小さい頃、本は借りる物、のイメージがあって、
たまに本屋さんに行くと、「これおうちに持って帰る(借りる)ね」と言って、
私がこれはお金を出して買うものなのよ、と説明したら、きょとんとしていました。
ということで、その頃出会った作品で、やはり馴染みのある図書館バスだったので、
親子共にとても共感した記憶があります。
小学校時代には移動図書館一日体験にも応募、
長男は抽選に当たり、3年生の時に、念願のバスで体験させてもらっただけに、
いっそう我が家では馴染みのある図書館バスです。。
さて、今作は、北海道の根室半島のノサップ岬を巡回する図書館バス、あすなろ号。
運転手のクマおじさんと、新米司書のみっちゃんの仕事ぶりが描かれます。
子ども達がたくさんやってくる小学校。
地域のお年寄りとの交流。
司書冥利に尽きる展開ですね。
7年ぶりくらいに借りてきたので、中学生の息子達も懐かしそうに読んでいました。
当時はソーラン節なんて???だったでしょうが、
二人とも小学校の運動会でやったのでまた違ったリアリティがあったことでしょう。
日本図書館協会制作のブック・モビルの歌、なんてあるんですね。
一度聞いてみたいです。