「紙芝居 にょろ にょろり」 みんなの声

小さい子向けの絵本をたくさん描いているとよたかずひこさんが脚本・絵を担当されている紙芝居ということで、面白いに違いない！と思いました。
にょろりと出てきた白い点々のある赤いニョロっとしたもの。
俺は誰だ？と聞かれるので、「みんなで大きな声で言ってみよう」という投げかけがある参加型の紙芝居です。
８場面という短いおはなしながらインパクトもあり、その後の展開も意外で楽しめました。

何とも不穏な題名です。
こ、これは、一体？
赤いにょろりが何とも愉快です。
難易度は低いので、すぐにタコだとわかります。
「おれはだれだ？」と尋ねる参加型の紙芝居。
ところが、波乱の展開が。
なるほど、なるほど。
ラストに向けては、おお、タコづくし。
タコの赤色が意外に映えるので小さい子から盛り上がりそうです。

なんとなく早いうちからネタバレ状態の紙芝居だから、にょろにょろりの正体をばらしてしまいました。 それでも執拗に子どもたちに迫るタコさん。 演じ手と子どもたちとの攻防を強いられる紙芝居です。 小さな子なら付き合ってくれそうですね。 そんなタコさんだから、サービス精神旺盛なのかも知れませんが、タコが自分の身を刻んで作ったたこ焼き、ちょっと考えすぎでしょうか。