「すてきなおへやをしょうかいします」 みんなの声

うさぎが森の中で他の動物たちへ
ステキな部屋を探してきて紹介するお話です。

うさぎの頭の良さが随所に表れていますね。
冬眠するくまのためにずっとずっと
あちこち探しまわったり
きつねにも鳥にも探してあげたり。

喜んで貰えたら報酬はいらないという謙虚なうさぎ

とっても考えさせられる絵本です。

森の動物たちにぴったりのお部屋を探せるのは、相手のことを思ってるから思いやりがあるからこそだと思いました。うさぎさんも優しいのですが、絵もほんわかした優しさが感じられます。親切なうさぎさんは、お節介ですが、有難いお節介に感謝したいです。周りから喜んでもらえる幸せは、うさぎさん自体が一番幸せに感じられるのかも知れません。

絵がとてもやさしい感じでした。

うさぎさんが森の動物ために一生懸命部屋をさがしてくれます。

やさしいうさぎさんの話ですが、動物たちからのありがとう、って気持ちがあまり伝わってこなかったかなぁ、と思いました。

きつねくんと話している時の生真面目なうさぎさんのセリフに
女の子ってこういう感じだなぁと苦笑い。
でも頼まれもしないのに、何日もかかってお部屋を探すのって行き過ぎかも。
年取ったくまさんは、もう少し寝ていたかったのでは。。といらぬ心配をしたりしました。

まだ、下の子には見せていませんが、下の子が好きそうなかわいらしい表紙絵だな〜と、思って借りてきました。

かわいいうさぎの主人公は（名前はない）、森の動物たちの良い住みか（物件）を探す不動産屋といったところ。

苦労して色々歩き回り、素敵な物件を見つけてきても、無料奉仕。
家を見つけてもらった動物たちが、お礼をしようとしても受け取らないどこまでもボランティアなうさぎです。

先日も、知人の息子さんが引っ越しをしたのですが、引っ越しシーズンの春。人間世界にも、こんな不動産屋がいたら、助かる人がいっぱいるだろうな〜。と、何とも現実ぽいことを考えながら読んでしまいました。
一年を通じた家探しが紹介されていますが、春から始まって、春の季節で終わっているので、子どもたちに障害するなら、やっぱり春がいい気がします。

人のお世話をするのが大好きなうさぎが、森のみんなのために素敵なお部屋を紹介するお話です。
どんな素敵なお部屋を紹介していくのだろうとワクワク。

お部屋自体はいたって普通だったので、あれって感じでしたが、お客さんにはピッタリ！
うさぎの優しい気持ちが込められた素敵なお部屋でした。
うさぎの「誰かのために」という気持ちが素敵に描かれています。
こんな心のこもったお部屋を紹介されたら嬉しいに決まってる＾＾
誰かのために何かをして、そして喜んでもらえた時の気持ちを子供たちと一緒に感じながら読みました＾＾
心がポカポカ。
優しい気持ちになれる絵本でした。