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井戸の茶碗」 みんなの声

井戸の茶碗 作:川端 誠
出版社:ロクリン社
税込価格:\1,870
発行日:2023年11月01日
ISBN:9784867610107
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,480
みんなの声 総数 4
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  • くずやの清平さんはまがったことは大嫌いで、正直者
    そのくずやさんが 長屋で出会いった 千代田朴斎さんは浪人でお金に困り 仏像を売るのですが この人も
    律儀でまじめな人

    その仏像を買ってくれた 高木作之進というお侍は 買った仏像を磨いていると なんと 50両の小判が見つかりました
    このお侍もまた 曲がったことの嫌いなまじめな人間です

    今の時代では人をだましてお金を取るなど 悪い人も多いのですが・・・・

    この落語は まさに 人の好い人の集まりでくずやの清平さんは おかげで 行ったり来たりで大忙し それでも うまく事が運び 
    オチが なんとも おもしろい!

    まじめなお侍は 長屋の娘と結ばれ結婚するということに
    清平さんが 「むすめさんをみがけば美しくなりますよ」
    みがけば 小判が出るとは 笑えますね!

    こんな時代はいいですね!
      

    投稿日:2024/04/06

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    1
  • 人情噺

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子28歳

    「落語絵本」シリーズ。
    あとがきによると、通常24ページの作品を、今回は32ページで構成。
    やや込み入った展開だけに、じっくりと描かれた味わいがいい塩梅です。
    曲がったことが嫌いな登場人物たちが織りなす人情噺。
    くず屋の清平さんが主人公。
    千代田北斎、高木作之進とともに、正直さゆえの滑稽ストーリー。
    仏像を引き取ったために、そこの中から出てきた小判、
    さらには、旧知の策で託した古茶わんにも価値があって。
    「みがく」が多用され、思わぬオチに。
    何より、善人ぞろいの心地良さにほっこりです。
    でも、清平さん、おつかれさまでした!

    投稿日:2024/03/18

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  • 最高のオチでした

    損得勘定のない正直者の清平さんと、がんこ者の千代田朴斎
    が、薄汚れた仏像をきっかけにとんでもない展開が始まります。
    仏像がどんなものか、持ち物がどんないわれのものか、知っていたなら朴斎さんも、こんなに落ちぶれなかったようにも思うのですが、いったん手放したものに、どんな価値がつこうとまったく欲がありません。
    これまた曲がったことの嫌いな高木作之進との間で、信じられないやり取りです。
    江戸っ子気質って良いですね。
    結婚話にまで進んでいく落語噺ですが、川端誠流の絵本化が冴えています。

    投稿日:2024/03/18

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  • 絵本というのは、実に不思議です。
     例えるとしたら、ドラえもんのポケットがいいかもしれません。
     何しろ、どんな世界も絵本になるのですから。
     なので、絵本を小さい子供の読むものとしてしまうのはあまりにももったいない。
     できれば、大人の人にも読んでもらいたい。
     絵本作家の川端誠さんのこの作品は「落語絵本」と銘打っているように、落語の世界を絵本にしたもので、川端さんは「落語絵本」の草分けとしてこれまでにも多くの落語を絵本にしてきました。
     2023年10月に出た『井戸の茶わん』は、従来の「落語絵本」は24ページだったのを今回32ページとページ数を増やしたといいます。
     それによって、長い落語噺を絵本作品として表現できたと、川端さんは語っています。

     「井戸の茶わん」という落語は、貧乏暮らしの浪人が手元の仏像を屑やに預けるところから始まる人情噺。
     この仏像を買い取ったのは細川家のつとめるりっぱな武士。
     埃まみれの仏像を磨いていると、なんと中から50両もの小判が出てきます。
     屑やを探し出し、元の持ち主に返そうとしますが、元の持ち主も頑固でなかなか受け取らない。そんなやりとりが、以降、正直な屑やをはさんで何度も繰り返されます。

     この噺について、春風亭柳朝さんは「こういう噺は欲を出さず、あっさり演ること」と語っているが、川端さんの絵もその「あっさり」感がうまくでていて、笑わせてくれます。
     もう名人芸。

    投稿日:2024/01/07

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