ぼくは、ういてる。」 みんなの声

ぼくは、ういてる。 作・絵:なかがわ ちひろ
出版社:のら書店
税込価格:\1,650
発行日:2024年02月09日
ISBN:9784905015758
評価スコア 3.75
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  • 「ういている」

    「ういている」という言葉は、周囲と馴染めない、周囲と違うことをして距離を置かれている、など、あまりいいイメージがないものですが、このお話では、「ういている」という言葉を文字通り「空中に浮いている」という状態にすることで、周囲とはちょっと違う、自分の個性のようなものとして表現しています。
    「ういている」状態を本人がまったく気にしていない訳ではない、人とは考え方の違い、タイミングが違う自分について気にしている面もある。
    そんな自分を認めて欲しいという訳ではなく、人それぞれなのだと気づくきっかけになる、読んでいて温かい気持ちになれる、そんなお話でした。

    投稿日:2025/10/12

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  • 浮いている気持ち

    少年は時々浮いてしまうそうです。
    この本の中には「浮く」ということがいろいろ紹介されているようです。
    自分が空想の世界にいる時、現実の世界から離れてしまうのでしょう。
    自分が友だちから浮いている時、疎外感や独立感の中にいるのでしょう。必要な時に交われると良いですね。
    そしてなんだか気持ちが軽くて浮き浮きしている時、幸福感に包まれています。この気持ちは悲しいことがあると沈んでしまいます。
    少年は、時々浮いていながら世界を見渡しています。
    浮きすぎてどこかに行ってしまわないように、周りの世界としっかりつながってはいるようです。
    浮いていることも時には必要かも知れません。

    投稿日:2024/09/18

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  • なかがわちひろさんのマジック

    タイトルから想像して、もしかしたら、道徳くさい感じかな…と思いながら読みはじめる。と、ぼくは、実際に浮いているのか?ファンタジーなのか?と思い始めるが、なんだか読み進めるうちに、どっちでもよくなって、温かな気持ちになってくる。なかがわちひろさんのマジックですね。

    投稿日:2024/04/27

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