年の瀬から新年に移り変わる山の様子がとてもきれいだと思いました。
千年桜が何者かに盗まれて、犯人はだれがと推理するところ、モッコウぎつねや大ふくろうなど、山の仲間たちがスズナ姫の参謀のように、助けになるところなど、魅力的なところが随所にあります。
女の子が主人公のお話ですが、男の子が読んでもおもしろいと思うので、表紙やタイトルに関係なく男の子も読んでくれたらいいなあと思います。
うちでは児童書はほとんど読み聞かせなのですが、読み聞かせにも向きます。
この本を読んでいると山には山神様が住んでいるかのような気持ちになります。
日本的な設定なので日本人になじみやすいお話でもあり、主人公が人間の年齢だと六歳ということも子どもには親近感が抱けるようです。