後書きに書かれている、作者の実体験を読んで得心しました。
作品の中でも描かれていますが、子どもたちに伝えたいことが、実は大人である自分自身に言いたいことだったりするのです。
フランシスコは学校でからかわれます。
男らしくないとか、変だとか、周りの友だちと意見や感じ方が違うからです。
自分を主張できないフランシスコは、次第に自分の名前が消えていく感覚に陥ります。
みんなと居るためには、自分を圧し殺さなければいけないのでしょうか。
フランシスコは母親にそのことを話して、実はお母さんも同じ悩みを抱えたことを知りました。
大人にだって同様の悩みはあるのです。
世の中にはいろんな人間がいます。
自分が自分であるために、どうすればいいかを考える絵本なのでした。
名前が消えていくって、自分の存在感を失っていくことですね。
自分は自分なのだと思ったら、自分が自分でいられるため行動をしましょう。
自分自身のために、どうすることがベストかを考えましょう。
そこから先は、各自の宿題だと受け取りました。