ガージュー先生 対馬丸事件を生きぬいた少女の物語」 みんなの声

ガージュー先生 対馬丸事件を生きぬいた少女の物語 絵・作:たじま ゆきひこ
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発売日:2026年04月27日
ISBN:9784494023530
評価スコア 4.33
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  • 史実に基づいたおはなし

    「じごくのそうべえ」シリーズの作者であるたじまゆきひこさんの作品ということで読みたいと思いました。
    1944年沖縄から疎開する学童らを乗せて本土へ向かった学童疎開船「津島丸」が沈没した事件。
    生き残った少女の実際の経験から、事件の全容が語られます。
    物語に臨場感があり、引き込まれました。
    薄れゆく戦争の記憶を風化させないためにも、こういう史実に基づいた作品は貴重だと思います。

    投稿日:2026/07/14

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  • 対馬丸事件を語る語り部のお話

    ガージュー先生として、対馬丸事件、戦争で沖縄が被った悲しい史実を語る先生が、実在した平良啓子さんをモデルとして描かれていることを知って、この作品の重さを噛みしめています。
    描かれている話は、事実に基づいているため、感情的なデフォルメはないと思います。
    なので、文章を過剰に表現しない絵には、たじまゆきひこの重いご苦労を感じ取ることができます。
    語られていること、描かれていることは本当にあったことなのです。
    ひろ子さんの語る体験談は、想像を絶するものでした。
    親友あい子さんとの別れ、生き抜くための地獄絵図は、ひろ子さんの心に深く刺さったままの棘だったに違いありません。
    勝手にイメージしていた対馬丸事件の悲劇と事実の差異も、知ることができました。
    残念ながら、モデルとなった平良啓子さんは数年前にお亡くなりになったそうです。
    繰り返してはいけない悲しみを、叫び続けるためにこの絵本はあるのだと思います。

    投稿日:2026/07/11

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