新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

鉄のキリンの海わたり」 みんなの声

鉄のキリンの海わたり 作:あさばみゆき
絵:石ア正次
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2009年12月
ISBN:9784776403814
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,821
みんなの声 総数 3
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 胸が熱くなりました

    全体的に沈んだ色調のページが続きます。
    物語りも、今までのように働けなくなった鉄のキリンのじいさん〜「ひとさらい」に連れてこられた男の子〜深くて孤独な広い海・・と、読んでいてずっしりと重い気分から始まります。

    神様の声に従ったじいさんと、お母さんに会いたい一心の男の子との長い時間は、ついに報われます。
    男の子を蒸気船の船長に託したじいさんは、やがて海の中で錆びて動かなくなります・・・やっぱり思い気持ちのまま終わるのかと思いきや、最後は胸が熱くなるお話でした。

    怖いと言って本を閉じようとしていた息子でしたが、読み終えると「よかったね」と、ちょっぴり目を赤くしていました。
    今でもどこかの海にキリンのじいさんは、すっくと立っているのかなと、海に対するロマンも感じます。

    投稿日:2010/11/16

    参考になりました
    感謝
    3
  • クレーンに命を吹き込んで

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    新聞でこの絵本の紹介の記事を見て、図書館で借りてきました
    第25回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作とのことで、クレーンに命を吹き込み、鉄のキリンとして男の子を助けるために、さびるのを覚悟して、海を渡ります
    読みながら、少しずつ助け合い精神が失われつつある、今の時代を顧みることができる作品だと思いました
    また男の子が「感謝」の気持をずっと持ち続けて、鉄のキリンに会いに行く行動は、人間として最も大切な姿だと感動します
    物語絵本として、ぜひ大人の方にも読んでもらいたいです

    投稿日:2010/07/24

    参考になりました
    感謝
    1
  • 独創的な世界

    港で働くクレーンが鉄のキリン。
    そのキリンのじいさんが人さらいから逃げてきた男の子を背に乗せて、男の母親の住む国を目指して海を渡ります。
    切なさと思いやりのあふれたファンタジーです。
    ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作とありました。
    多分アマチュアのお母さんだからこそ生まれた独創性なのでしょう。
    実感違和感を覚える部分があります。
    しかしそれを包み込んでしまうものがあります。
    海中で身動きの取れなくなってしまった鉄のキリンのじいさん。
    それでも満足そうに海の中に立ち続けています。
    作者がキリンに寄せる思いが伝わってきました。

    投稿日:2010/06/22

    参考になりました
    感謝
    1

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ふでばこのなかのキルル / どこいったん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット