ツヴェルガーが描く「ハーメルンの笛吹き男」の世界ということで怖いもの見たさ的な興味がありました。
男の顔が見られるのは最初のみ。後は目深に被った赤い帽子で顔は隠されています。
顔が出ないという不気味さと男の怒りが伝わって来ます。
ツヴェルガーだけに静かで淡々としてまた美しく多くを語らない絵ですが、それだけに怖さも一入という感じがしました。
お話としては有名だと思いますが、このお話の真相はよくわからず今でも諸説あるようです。
検索したら、ツヴェルガー以外にもデュポアザンやエロール・ル・カインなども絵本を出しているようで画家の想像力をかき立てる題材なのかもしれないと思いました。
読み比べてみたいものだと思います。
読後はひんやりとした怖さがありました。